こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

こびとく@極楽寺靴展 番外編

毎年、体育の日のあたりを含む一週間に展示会を開催しているので8月末頃から展示会終了までノンストップ状態になるこびとく。特に9月末から10月中旬までは本当にひどい状態になる。
寝不足、運動不足、栄養不足・・・その他イロイロ。
つい外食が多くなりそうなのだけどあんまり外食が多くなると体調を崩してしまいそう。
そんなわたしを支えてくれたのがお弁当。

GOKURAKU 亭ではカギを預かり、ひとりでお店番なのでお昼ごはんに席をはずすということができない。しかも極楽寺ってスーパーやコンビニの類いが一切ないのでちょこっと買いに行くということもできないのである。江の電利用で通勤すると我が家の最寄り駅にもコンビニやスーパーはないので途中でお昼ごはんを買うことはできない。なので、毎日お弁当を持参した。
おかずは前日の残り物や常備菜のひじきの煮たのとか、冷食のフライものだったりする非常に地味な内容のものであるがなんかお昼にこういうフツーのものを食べるというのが元気の素だったような気がする。外のベンチで人目をはばからず食べていると観光客の方に「いいですね。おいしそう」なんて声をかけられることも。
ちょうどいい量のふつうのごはん。それがわたしにとって必要なもの。


ある日、外でお弁当を食べていたら、持ち手つきのワンちゃんが登場。かなりのおじいさんのようで座り込んだら動かない・・・。お母さんは困っていました。
そんなときのための持ち手のようで・・・。極楽寺のお堂の前ではいつもいろんなことが繰り広げられてました。
毎日、定点観察のように眺めて楽しみました。

さて、明日から少しお休みいただきます。オーダーいただいたクツは帰ってきてから取りかかりますね!

最終日にお受け取りにきていただいたクツ
編集者Kさんのエナメルのローファー
デキル女をイメージしてつくりました
定番のデザインなのに目を留めてくださる人が多かったのがうれしかった