こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

花と鳥と温泉と…まずは桜

2泊3日の東北旅行から帰ってきました。
この旅行を計画した3月の時点では、テーマは『角館の満開の桜を見に行く』だった。
ところが今年の桜、例年になく早く咲いてしまったようで出掛ける前に観光協会のサイトを見るとどこもかしこも『散り果て(←この言葉いいですね)』だという。旅行会社の5月のツアーは中止になったところも多いのだとか。
で、かわりに見頃だという小岩井農場の一本桜を見て行くことにしたのだった。NHKのドラマに登場したときいてはいたが、あんなにカッコいいとは思ってなかったので激しく感動。農場の敷地内なので立ち入り禁止で道路から遠く眺めるだけなのだけど、それがかえって良い。まわりに全然人がいなくて凛と立つ姿が素晴らしかった。
そして角館では、新緑を楽しむことに。このしだれ桜たちが満開だったらと想像するとさぞかし…とは思うけど、桜が咲いていない分、人出も少なかったし若葉の緑は目に柔らかく優しく映った。

川沿いの2キロ続く桜並木も完全に散ったあと。

一泊目の宿周辺の田沢湖付近は気温がもう少し低いためか満開を迎えてた。この宿の常連さんによると毎年GWの頃、弘前や角館の桜は満開でもここの桜はまだ固いつぼみなのだという。それが今年は満開!
というわけで角館の桜は幻に終わったが、場所を替えれば、あちこちで桜が見られる旅となった。そして花は桜だけではなく、他にもいっぱいあるし、この季節は鳥だって残っている冬鳥もいれば、もうやってきている夏鳥もいてにぎやかだし、昼間暑くても夜は冷え込んで、温泉であったまるには最適だしで、お楽しみはいっぱいなのであった。
つづく・・・。