こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

はぐれカモメ

近くの船着き場にはマガモカルガモが集まっているので、おつかい帰りにちょっと遠回りして立ち寄ることが多いわたし。たまに変わった鳥がいたりとかもするし。この日はカモたちと少し離れたところに1羽だけセグロカモメらしき姿が・・・。くちばしや羽根の色からも成鳥でないことがわかる。カモメ識別ハンドブックによるとこの個体は『第1回冬羽後期』らしい。カモメの識別ってほんとに奥深く、第2回冬羽〜第4回冬羽、成鳥冬羽と毎年変化してゆくらしい。(もちろん夏羽もある)成長してゆくにしたがってみにくいアヒルの子みたいな茶グレーが白と背中の灰色のコントラストのはっきりした色になり、くちばしも黄色の部分が多くなってくるのだ。
春が来たらロシアまでの旅に出なくてはいけないというのにこのボロっとした感じからしてどこかケガをしているのかもしれない。先日の強風でどうにかなってしまったのかもしれない。

そしてこちらは対照的にここのところ勢力を伸ばしているカワウ軍団。
境川のいたるところで見かけるようになった。頭が白く婚姻色になっており、子育てシーズンももうすぐ。気のせいか今年は特に数が多い気がする。

普段よくみかける鳥でも気を付けてみていると季節の移ろいを感じられ結構楽しいもんです。