こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

指先に目がある

「指先に目」なんて言うとオカルトっぽいですが・・・。

先日、イージーパンツのウエストに通っていた紐が抜けてしまった相方。抜けた紐に安全ピンをつけて元通りに通そうとしていた。しかし、途中の生地が重なっているところで引っ掛かってしまってそこから先に進まなくなった。それを見かねたこびとくが「貸してみ!」とバトンタッチ。
指で重なった生地のところを確認すると一発で「通った!」のである。「すげぇ!」と相方。
ふふふ、指先に目があるもんね。わたし。
仕事柄、指先の感覚でいろんなことを確認する。そんなことの繰り返しで進化してきた指先なのである。

脳のことについて書かれた本を読んでいたら、目の不自由な人が点字に触れるとき、脳の中の視覚野の部分が活性化しているとあった。まさに指で見ているのである。それに近いことがわたしにも起こっているのかな?
もうひとつ脳の本で得た知識。血清コレステロール値は低ければ良いというものではなく脳卒中やガン等では多少高めのほうが生存率は高くなるという。(240までなら死亡率を下げる)脳にとってはコレステロールは必要なのである。脳の正常な活動には砂糖、肉、脂肪は必要不可欠なのだ。
という訳でちょっぴり安心して週末のクリニックでの栄養相談にのぞむこびとくであります。

箱根の帰りに立ち寄った熱海の「貫一とお宮」像
金色夜叉」は読売新聞に連載されていたとか。
オバさまたちには人気のようでした。