いつもと特に変わらずですが今回の食糧。

これにコンビニおにぎりと蒸しパンをプラス。
あと麦茶の粉末も。
いつもは外せるパッケージは軽量化のため外してビニール袋に詰め替えますが今回はそれをせず。パッケージを開けてしまうと結構匂いが漏れるからなんです。
熊出没のニュースが多くなっています。北アルプスでもそうで、テントを荒らされるようなこともあるようです。食べ物の匂いをプンプンさせるのはよくないですよね?
今回、Mさんが臭わないゴミ袋を買ってきてくれました。
これにゴミを入れて持ち歩きました。
ほとんどの熊は熊鈴や人の気配にその場を立ち去るのだとは思うけれど、人間を恐れない、人間のいるところには食べ物があると学習した熊は怖いなと思います。
食べ残しを捨てたり、ゴミを放置したりは絶対ダメ。
今回の荷物の総重量は9.4キロくらい。双眼鏡はやめたし、ダウンジャケットもやめた。
夏だとダウンジャケットを着て行動することは滅多にないから、ダウンはいらない。
『行動するときの保温着のみ必須で夜は寒かったらシュラフにもぐりこめばいい』という記事を読んでなるほどなと思いました。
さらに帰ってきてから、シュラフなしで全部着込んでビビィに潜り込んで寝る、という方法も知り、目からウロコ!
確かに高山とはいえ、雨でなければ8月はそれほど冷え込まない。
シュラフの中で暑くて靴下脱いでますもん、わたし。
今回もテントから出ると気温は10度くらい?という寒さで(たぶん12~3度)ダウンあった方が良かったかなぁと思ったけれど、長袖にレインを羽織ればどうってことなくトイレまで行けたし、テントに入ってしまえば寒くなかったです。
そのくらい温暖化してるんだと思います。
テントを設営しても日中は暑くて中に入れない・・なんてことも多いです。
寒くて寝られなかった思い出よりも中に入れなかった思い出の方が多いですもん。
標高3000mを超える北岳ですらそうでした。

テント場でさまざまなテントを観察。
軽いのはフロアーレスやシングルウォールのテント。
煙突みたいなベンチレーションのあるテントが多いですね。
わたしのニーモのアトムは煙突式ではなく突っ張り棒式のベンチレーション。
突っ張り棒で窓が少し開いた状態を作ります。
そしてインナーテントにメッシュ部分が割と多め。
他のテントはメッシュ部分が小さいものが多いみたい。
でもそれだと暑そう。
寒いときはファスナーを閉めればメッシュでなくなります。室温の調整ができるのがアトムの良い点。
そんな風に見てみると、軽量のテントではないけれどなかなかいいじゃんって思えてきます。
大きく軽量化するとしたら、ザックとテントを軽いものに買い替えるのが一番手取り早いのだけど、もうちょっと現状で頑張ってみようかなと思います。
『ザックを買い替えるのは一番最後でその前に検討すべき点が必ずある』とどこかに書いてあるのを読みました。
いつも持っていくものは計量してメモしてあります。
レインなどのスタッフサックは持っていきません。

『ベースウエイト』という考え方とは違うけど、ABCDを足すと6キロ弱です。
そこに食糧、水でプラス約2キロで計8キロ。
それに着替えその他がどのくらいになるかで総重量が決まります。
手ぬぐいは2枚、コスメはなし、日焼け止めは詰め替える、メガネとコンタクトと小さい鏡は必須。
まあ、だいたい10キロいくかいかないくらい。
でももうちょっと減らさないとキツイ。
そういう場合はBを削ります。
やっぱ双眼鏡とサンダルだな。なくてもなんとかなる。もちろん、ある方が嬉しいけど。
ザックカバーはなしでもいいのだけど、大雨でザックがずぶ濡れになるとテント内に入れられなくなるし、帰りのバスや温泉立ち寄りで濡れているのは困るかもしれない。
オプションのザックの外ポケットもなくてもいいと言えばそうなんだけど、あった方が何かと便利。
Aは絶対持っていくものばかりだけど、キャリー・ザ・サン(ランタン)はなくてもいいかも。グランドシートもテントが汚れることを気にしなければアトムの底は75デニールという厚手なので双六テント場のように石がゴロゴロしてないところならなしでも良いな。双六テント場ならペグなしで石だけで設営できそう。
とまだ少し削れるものもある。
と同時にすでに結構削ってるわ!とも思う。
食糧や水にしても、衣類にしてもわたしは身体が小さい分、他の人より軽めで済む。
けど自分の体重の1/4を超える重量はキツイ。
つらつらと書きましたが軽量化について、いいアドバイスあれば教えてくださいね。
あとトイレチップが1回200円とのことで100円玉を出かける前に貯めていて、1枚4.8gなのでそれが10枚以上ともなると地味に重かったです。
サコッシュがスマホが入ってない状態で400gになっていたのも少々驚き。(トイレチップのせいよ)

帰ってきてからの考察もおもしろい双六岳でした。
おしまい。
