こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ダイブ!!

森絵都さん原作の映画『ダイブ!!』を観に行く。
『バッテリー』の巧=林遣都くんのその後の成長が気になっていたのもあるのだけど他にも目的があった。

実はこの映画、ロケ地が金沢市である。
水泳の飛び込み競技の映画なのであるが舞台になる飛び込みプールが金沢市富樫にある市営プール。ここ、実家の近くなのである。というか、わたしが初めて泳ぎをマスターしたのはここのプール。
小学校1年か2年の夏に親子水泳教室に参加してプールの横幅(13メートルくらい?)を泳げるようになった。その後プールの縦、25メートルは泳げないままオトナになったんだけどね。
中学生くらいまでは友達と自転車で夏休みによく通った。
だからこの映画の公式サイトでオンボロの飛び込み台を見たときにキューンとなった。
そうだ!屋外プールで泳いでいたときに飛び込み台が見えてた。
お兄さんやお姉さんが飛び込む姿見たことある・・・。そしてそれはあのときのまま・・・。

で、どうしてもプールの映像をもっと観たくなったのだった。
映画の最初のシーンからもう懐かしい風景が続出。
屋内に幼児用というか水深の浅いプールと25メートルプールがあって、外に競技用の客席のある50メートルプールがあって、その奥の一段高くなったところに飛び込み用のプールがあった。そしてその斜め下あたりにわたしたちが遊んでいた浮き輪使用可の25メートルプールがある。
全て当時のままなのである。←つまりオンボロってこと。飛び込みプールは48年前にできたらしい。
はっきりとよみがえる記憶。

ロケ地がここに決定したのもこの古さというか風格が暖かみがあったからなんだとか。
この映画を観て一番の収穫だったのはこの飛び込み台10メートルのところから見える景色が見られたこと。子供のころは見上げることしかできなかったこの飛び込み台に登ったような気分になれた。
ホント、涙が出そうでした。
おまけに犀川をランニングするシーンも出てくる。

今度帰省するときは水着とランニングシューズを持って行こう。
犀川をジョギングし、市営プールで泳ぐのだー!
皆さん!オリンピックでは「飛び込み」に注目〜!
石川は実は飛び込み天国なんですヨ。

しかしながら同郷の皆さま!
残念ながら金沢弁は一切でてきません。そこが金沢だという設定ではないらしい・・・デス。
あとコーチ役の瀬戸朝香さんが脚長〜でした。

映画の日なのに観客はたったの5人のガラガラだったけどおススメの青春映画です。


次はこれが観たいな。