こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

再会の一日

久しぶりの上京
シューメーカーズ五人展


前回は2011年→
前々回は2004年 3回とも拝見しました!

靴つくり仲間の曽田くん相馬くんセツくんマスミツくん。初めて会ったときは彼らは20代でわたしはも少しおねえさんだったのでその頃から"くん"付けで呼ばせてもらっています。でも昨日、相馬くんにきいたら40代後半になってて絶句。みんないいおじさんというかお父さんになったんだねぇと眼を細めることに。
彼らは人気のつくり手で、人気をキープしたまま、こうやってずっと作り続けていることに心からリスペクト。
クツってほんとに手順がいっぱいあって材料もいろいろ集めないといけないし、足に合うの合わないの大変だし、ほんとにもうもうもうもうなのにね。
わたしもずっと好きでいたいなと思いました。またがんばろって思えた。

展示は9日日曜までです。ぜひお出かけください!
シューメーカーズ5人展 9/7金〜9日  10:00~18:00
浅草文化観光センターにて
セツリュウ 相馬紳二郎 曽田耕 野島孝介 増満兼太郎 5名によるくつ展

くつ展のあとは都内を大移動でシューメイキングワークショップ・モゲへ。
わたしが初めてクツつくりと出会ったのが原宿のモゲワークショップ。89年の10月のことでした。90年の6月からクツつくりを生業としたい人のためのコースに入学。
第1期生でした。といっても先生ひとり、生徒ひとりのワンツーマン。
この頃は世界中の誰よりもモゲさんと一緒に過ごした時間が長かったと思う。昨日は2期生のIさんが京都より上京するとのことでわたしも便乗させていただきモゲさんとの久しぶりの再会に。
昔みたいにモゲさんのお話きいてフムフムうなづき、なんだか学生に戻ったようで。こんなに年月が経っていても変わっていない。いや、どんどん変化はしているのだけど。
クツと足の関係のこと。いかに生きるかということ。
何事に対しても研究熱心なIさんとの再会も刺激になりました。
なんかわたしは諦めがいいというかサッパリしすぎだったなぁと。

会いたかった人たちに会いにいけた一日。
自分も誰かに会いたかったと思われるようになれたらいいな。