こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

腸脛靭帯炎

ラン仲間Kさんが先生もランナーだというクリニックを紹介してくださったので本日、診察に行ってきました。スポーツ整形の診察を受けるのは初めてです。
診断は『腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)』とのことでした。
膝の外側の痛みです。
長い下り坂を大股で走るような衝撃的な力を加えたときが要注意とのことで、うーん、心当たりありすぎです。多分、原因はこのレース↓9月初めに出場した富士山麓トレイルラン・・・。長い坂、ガンガン走りました。
で、このあと11月の陣馬山に向けて距離を伸ばしたりしてたんでオーバーワーク気味だったみたい。
先生によるとわたしは若干O脚なんだそうです。そういう人もなりやすいらしい。

他のランニング障害に比べて治りにくいことが多いらしく、治療期間は長くなりそう。今までの走レベルを思い切って下げる必要があるとのことですが走っていけないというわけではないのがせめてもの救い。
有効なストレッチも教わりました。わたしのカカトの柔軟性がないこともこれまた原因のひとつのようでカカトのストレッチも欠かせません。あと腰高フォームも手に入れなければ。
つまるところ美しいフォームで走っていれば故障もなくなるってことみたい。で、美しいフォームになるためには筋力も必要なようで・・・。以前スポーツクラブで体組成を調べてもらったときに”虚弱”と診断されたこびとく。少しは運動をしているつもりですが根性なしなのであまり負荷もかけてないし筋力もなし。しかもどんくさいのでバランスも悪い。スポーツのセンスなし・・・。そんな無い無い尽くしなものだから負担がかかってしまうのだろうなぁ。

で、ここからが肝心なところですが、さすがご自身もランナーの先生、「次のレースの予定は?」ときいてくださる。「11月9日です。どんなもんでしょうか?」と答えると「9日というとどこだぁ?」とレースに興味がありそうな様子。「トレイルなんですけどね」とわたし。「陣馬山かぁ」ご明答です、先生!「私もね、今年からトレイル始めたんで陣馬山出てみたかったんだよなぁ」とのこと。先生!ご自分のことではなく、こびとくの出場の方は・・・?
「痛み止めの薬を使って出場するっていうこともできるからね」とのこと。

さて、エリートランナーでもなんでもないわたしが痛み止めを飲んでまでレースに出場?!そんなことができるのでしょうか?しかも腸脛靭帯炎の原因ともなるトレイルですよ!
「だけど練習が・・・」とほぼ同時に声を発したわたしと先生。そうなんです。練習ができてない。「まぁ、レース2,3日前に走ってみていけそうなら薬飲んでみたら」・・・・なんとも微妙なアドバイス。そういえばわたし、頭痛薬などの鎮痛剤に対してアレルギー症状が出るのでした。そっちは大丈夫だろうか・・・。
でも先生にも言ったけど途中棄権でもいいから出場したいんですよね。

そしたらさらに先生は「その次のレースの予定は?」ときいてきた。「えーっと1月18日かな?10キロです」と答えると「18日というとどこだぁ?」「・・・伊東です」「ああ、そう」
・・・この先生、ほんとに走るのが好きなのね。