こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

飛んできた鳥と捕まえた鳥

サンダルをご注文のお客さまからお手紙が届く。切手は鳥のイラスト!これはアオゲラでしょうか?!レースペーパーを封筒の薄い紙のところに挿んでそこに宛名がかかれていて可愛くアレンジされたお手紙でした。うれしく拝読する。
いつもは展示会のお礼状を出すのに今回は出しそびれ、それなのにお客さまの方からお便りいただくなんて恐縮です。ほんとにありがとうございます。
こうなったら暑中お見舞いで挽回するつもり・・・。

ところで今日プール帰りに藤沢の北欧雑貨店「ショーク」に寄ってみた。なんで藤沢にこんなお店が?と目をうたがいたくなるようなステキなお店だった。イッタラのグラスや食器もいっぱいあったし、リネンのウェア類や手ぬぐいまで置いてある。そこそこ広いので結構長居してしまうお店である。そこでみつけたデンマークの切手。
カワイイのがいっぱいで迷ったけどハトとたわむれる少年のものを買うことにした。レジでお店のお姉さんが「額に入れて飾ってもいいですよねー」と声をかけてくれたので「鳥の切手が欲しかったのだけど鳥のはないですよねー」と答えたら「えっ、ありますよ」とのこと。別の場所から鳥の切手ばかり集めたものをもってきてくれた。
ひゃ〜っ、これには参りました。もう全部買ってしまいそうな勢い。「結構オトナ買いする方もいらっしゃるんですよ」とお姉さん。でもそんな節操のないのはいけません・・・。
さんざん悩んだ末、4羽つかまえてきましたー!
ヒバリとキンクロハジロ、2羽でいるのは何だろう?デンマーク語で鳥の名前が書いてあるみたい。
JUL 1965とあるのはJULYのことではなくユールといってデンマーク語でクリスマスのことなんだそうだ。1965年のクリスマス時期に発行された鳥の切手なんですね。デンマークではJULのときに切手が発行されるよう。
ほんとはコレクションするのは「飛んできた鳥」、つまり手紙に貼られてわたしに届いたものだけと決めていたのだけど「使えない」という共通点があるということで外国の鳥切手は捕まえていいということにしました。とりあえずネットでポチッと買うのはなしにして、出会った鳥は捕まえていいことにしときます。←他の人にはどうでもいいルールなんですがね。
贈り物を探すのにもいいお店なのでぜひ。


サンダルつくりもいよいよ最終コーナー。
リクエストにお答えしてゴムベルト付きも制作中。
来週中にはなんとかお渡ししたいです。