こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ハナノアブラ


コバを決めて、キヤスリ、ガラスで削ったあとはあたためる前のコテで形を整える。(下ゴテ)
このときにコバに鼻の脂をこすりつけるとあら、不思議?!急にコテのすべりが良くなるのだ。

糸をよるときに手にツバをつけたり、こうやってハナのアブラを使ったり、先人の知恵だなあと思う。鶴の恩返しの鶴のようだとも思う。(自分の羽を抜きながらそれで織っている)

だから作業中は決して覗いてはなりませぬ・・・。