こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

双六岳でテント泊・その3・これが天空の滑走路だ!

午後8時前は雲で星が隠れていたけれど、ふと目覚めた0時前には満天の星。

Mさん撮影📷 双六小屋付近ですね

テントから顔だけ出してしばし見上げる。かなり寒かった。

あいかわらず星座には疎いままなので数分でテントに引っ込んでまた眠る。

アラームは4時にセットしていたが、その少し前から周りの起きだす気配で目が覚める。3時55分起きあがる。

4時20分に山頂に向けて出発。

スタート時は寒かったけど10分も登ればもう暑い。

10分の寒さを我慢して薄着で登っても良かったな。

双六岳へは直登コース、中道コース、巻道コースの3つがあるが一番おすすめという直登コースを進む。

とにかく槍ヶ岳の存在感。

 

前方に姿を見せた双六岳

 

幅広の稜線が続いていて、スマホながら歩きでも大丈夫👍(ここは通信状況も良好)

 

振り返れば

槍ヶ岳の存在感。

これを『天空の滑走路』と呼ぶそうです。

ほんとに滑走路みたいだった。

 

5:14 日の出

空の色、雲も、紙芝居のように瞬時に変わってゆく。

写真を撮りまくるが肉眼で見るのが一番ね。

 

山頂へ。

三俣蓮華岳方面に進む人もいる。

次回はそっち方面に行ってみたいな。

今回は双六小屋に戻ります。

 

テント場に戻ってきたのが6時10分くらい。

朝ごはんも食べずに撤収です。

実は予約した新穂高からの帰りのバスが14時発。

YAMAPで立てた登山計画だと双六小屋からバス乗り場の新穂高ロープウェイ駅まで休憩なしで5時間45分。計画だと8時に小屋スタートで新穂高13時45分着になっていました。これは地図のコースタイム×1です。

下りだからコースタイムよりかは早く歩けるんじゃないかとは思うけれど、キツキツなので気が許せません。

それにできればお風呂に入ってからバスに乗りたい。

それには13時までに新穂高に着きたいよね?(バスは13時50分集合なので)

ということで前日夜にMさんと朝ごはんはお湯沸かして作ったりしないで行動食にして、夜のうちにクッカーなどは片付けておこうと相談しました。

で、それなりに急いでテントを片付けるも結露でびしょびしょで手間取る。

設営の時と同じくそれぞれブツブツ独り言ともにまとまらない荷物。。。

なんとかザックに突っ込んで、コレ、縦走なんて絶対ムリって思いながら7時に下山開始。

計画より1時間巻いてますが、休憩入れて、それにもし熊が出たりしたらそれによる停滞もあるだろし、と考えると気は抜けない。

果たしてわたしたちは無事バスに間に合うのでしょうか?

下山は次回につづく。