こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

認知症サポーター

認知症サポーターになりました!オレンジリングはサポーターの印。
養成講座を受講すれば誰でもなれます。

認知症サポーター養成講座」を受けた人が「認知症サポーター」です。
とくに認知症サポーターにはなにかをとくべつにやってもらうものではありません。認知症を正しく理解してもらい、認知症の人や家族を温かく見守る応援者になってもらいます。そのうえで、自分のできる範囲で活動できればいいのです。たとえば、友人や家族にその知識を伝える、認知症になった人や家族の気持ちを理解するよう努める、隣人あるいは商店・交通機関等、まちで働く人として、できる範囲で手助けをする、など活動内容は人それぞれです。


2時間の講座はとてもわかりやすかった。
認知症については必要があり、少し調べたりしていて予備知識はあったものの、初めて知ることや、認知症の方の立場からの感じ方見え方をイメージすることなど本やネットの情報では得られないものがたくさんあった。
講座の後半は参加者が三人一組になってのロールプレイングで、認知症で帰る家がわからなくなり、辺りは暗くなってしまい途方にくれるAさん、そのAさんに声をかけるBさん、通りすがりの傍観者Cさんの役を交替で演じた。
完全なるアドリブ。
最初にわたしはBさん役。途方にくれるAさんは住所も電話番号もわからなかったが、いざというときのためにお嫁さんがもたせてくれた連絡先カードを持っていたのでなんとか連絡ができ、迎えにきてもらえることになった。ホッ
次はわたしが認知症Aさん役。おつかいに出たはずが「どうしてこんなところにいるのかしら?」となっている。もちろん、住所などきかれてもわからない。バッグの中にはお財布だけ。
Bさんにいろいろきかれてもほとんど答えられない。機転をきかせたBさんはお財布にいつも行くスーパーのレシートが入っているのでは?と提案してくださり、スーパー○○のレシートを発見。スーパー○○まで連れていっていただき、無事お家に帰れた。
(これ全部、その場のアドリブですよー。参加者さん、みんなスゴイ)

ロールプレイングのあとディスカッション。
認知症の方が女性の場合など男性がいきなり声をかけるのは警戒されるのではないか?(通りすがりの女性に協力いただいては?)
迷子になることが多いひとはどこかに名前や住所が書いてあることが多いからそれをさりげなく探す。
世間話でほぐす。
警察への通報は?

とても不安になっている人へ皆さんならどうやって声をかけますか?
接し方がわからないと声はかけづらいけれど、講座に参加して少しだけわかったのでこれからはできそうな気がします。
(講座は自治体、企業、団体などの主催で各地で開催されています。藤沢市