こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

箱根湯本から金時山へ

台風も去り、お天気も安定してそうなので箱根に登りトレーニングに行ってきました。
箱根湯本駅を午前7時50分にスタート。湯本〜塔ノ沢〜塔ノ峰〜明星ヶ岳〜明神ヶ岳〜金時山〜仙石原というルートです。このルートは何度か通ってますが、湯本から金時山まで全部登るのは初めて。少し前まではこんなことやる人はヘンタイだと思っていたけど、まさか自分がやるようになるとは・・・。しかもひとりで。しかも台風あとに・・・。
おそろしいことです。まずは塔ノ沢の阿弥陀寺裏の竹林からトレイルにinしますが、ここ、台風あとじゃなくても荒れてるのに台風後だからほんとにわけ分からない感じになっとりました。
これは6月に通った時道を塞いでいた巨大な倒木。脇に寄せられてました。

こっちは真新しい倒木。
他にもあらゆるところに倒木があり、通るのに難儀しました。なんでもないって言えばそうなんだけど、くぐるべきかはたまた乗り越えるべきか悩んだり、またいだときに太ももがピキーンとなってその場で悶絶したり。ザックを降ろし、向こうに放り投げたのち、這いつくばるようにくぐったりもしました。
地面には小枝や葉っぱが山ほど落ちてました。台風の威力ってすごいんですね。
落ちていたといえばヤマボウシの実もたっくさん。6月頃いっぱい花が咲いてたもんなぁ。

長さ25センチくらいある鳥の羽根発見。これ、きっとメスのキジの尾羽だ。

快晴の予報のはずが終始雲がかかっていて途中には小雨もぱらつくというさみしいお天気。明神ヶ岳までは1人のハイカーさんとすれ違っただけで他は誰にもあわなかった。明神ヶ岳から先はたくさんの人とすれ違ったり、追い越したり。富士山は見えなかったけど、ずっと見えてたのが先日登った駒ヶ岳。頂上が平な台形なのですぐわかります。自分ちのベランダからも見えることもつい最近知りました。自分の登ったことのある山のコレクションが増えていくのって嬉しいですね。(だから百名山ブームになるのか・・・)

遥か彼方の金時山
あんなに遠かった金時山がどんどん近づいてくる感じが良かった。
最後はヘトヘトになりながらも5時間ちょっとで金時山山頂到着。
エッ?!て思うくらいのたくさんの人で混雑してました。さすが三連休初日。
今回は山頂でのんびりせず、すぐに下山。というのも、この日のわたしがくじけそうになったとき、ずっと考えて自分を励ましていたのが"にごり湯の温泉"のこと。終わったら仙石原に下山してにごり湯の温泉に入ろうと思ってたんですね。だけどそのホテルの温泉の日帰り利用は午後3時までとのこと。となると受付は2時か2時半くらいで終わってしまうかもしれない。矢倉沢峠のところの看板に金時山まで45分とあり、かなり微妙だったのを37分で登頂
下山は矢倉沢峠から仙石原30分と書いてあったところを20分で下りました。
ロードに出てからホテルまで激走頭の中はにごり湯でいっぱい。これで間に合わなかったら泣く〜〜〜〜
間に合いました!!
最後は仙石原温泉のにごり湯にドボン おしまい。