こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

図鑑に載ってない鳥

金時山から明神ガ岳へ向かう途中で鳥の小群に会った。
騒がしく鳴き合いながら木から木へ忙しく移動している。何だろう??
立ち止まってみるも、見たことない鳥。妙にカラフルな色合い。

何だろう?何だろう?と頭の中で図鑑のページをめくる。キビタキは違うよなぁ。コマドリ?  違うなぁ。
明神ガ岳からの帰り道、ほぼ同じ場所でまた同じ鳥が群れているのに出会う。
今度はしばらく止まって観察。やっぱり見たことない鳥だ。
森の中にそぐわないような色。黄色とか赤っぽい色も見える、クチバシは朱色。メジロをうんと派手にしたような。
警戒している様子もない。
外来種??
なんとか撮影した一枚。

家に帰ってから持っている図鑑3冊を隅々まで探すもやっぱり載っていない。
DS野鳥図鑑で特徴から絞り込み検索をしてみるとヒットしたのは"セキセイインコ"のみ。

何だったんだー?

未練がましく図鑑を見ていたら、ヤイロチョウという鳥が違うんだけど雰囲気はあるということに気付いた。
そこから検索をはじめてみると、ネット上に発見!!

ソウシチョウ〜

みつかってみればなぁんだという感じ。やっぱり外来種でした。外来種としてちゃんと載っている図鑑もあるようですが、わたしのには記載がありませんでした。箱根や丹沢にはいっぱいいるらしい。
あの日、途中の笹の薮の中にいたのも多分彼らでしょう。
箱根散策のときは皆さんも気をつけて見てみてくださいね。一度見たら忘れられない色の鳥です。
中国では「紅嘴相思鳥」と呼ぶそう。オスとメスが呼び合うから「相思」なんだそうです。なるほどー。


おまけ・金時山頂上にいたおねだりニャンコ
登山者の足元でおこぼれ狙ってました