こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

小屋を見に行く

矢尾板克則さんの小屋を見に行く。先日うつわ祥見さんに伺ったときに知った小屋展。「陶板なんですよ」と祥見さんに言われてもなんだかピンときてなかった。

なんで焼き物なのに「小屋」なんだろう?
なんでこんなに朽ち果てているのか?

案内のハガキの小屋の写真をみて不思議な気持ちでいっぱいだった。
その答えを探すべく、出掛けたのである。

一目みて小屋に引きつけられた。それはまさしく小屋だった。いろんな大きさのいろんな形の小屋がいっぱい並べられていた。全部欲しかった。
でも何のために?

ひとは使い道のないものでもそばに置いておきたくなるものだということを知った・・・。

作品について詳しくは祥見さんのブログでどうぞ。明日7日土曜まででの開催です。少しでも多くの人に紹介したいなと思って珍しくこんな時間にブログをUPしています。観に行ってぜひ、小屋にやられちゃってください。

しかし、アトリエkikaのマリコさんにしろ祥見さんにしろすばらしい審美眼だと思う。彼女らに発掘された作家さんはシアワセ者だと思います。

えっ?わたし?
わたしはホラ、誰も発掘してくれないので自分で自分を発掘しております。
できる限り、いろんな作品に触れて作家さんとも巡り会って、いろんなエキスをもらってがんばろーと思います。


これは見に来た人へのおみやげなんだそう。
これが小屋の剥げかけたペンキなどになるみたい。
矢尾板さんはこれをつなげてモビールにしてるとか。
風鈴みたいに風に揺れて音がするそうです。
触るとサワサワしてておもしろかった。