こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

湘南物語

6月1日発行の湘南物語に工房こびとのくつやが載ることになった。湘南のオーダー靴屋さんの特集なんだそうだ。普段なら取材に対しては消極的なこびとくであるがちょうどサンダル展の開催時期と重なるので宣伝をかねて掲載していただくこととした。
湘南地域には結構たくさんのオーダーできる靴屋さんがある。だから特集するときいたとき、あの人も、あすこも、あのお方もみーんな載るのかな〜と思っていたのだが編集部の人にきいてみると今回掲載されるのはこびとくとノグチ靴工房さんのふたつだけなんだそうだ。皆さんお忙しくて取材お断りだったりしたそうだ。(別にこびとくがヒマって訳ではないよっ)残念ですね。

取材中はとりとめなくお話してしまったのでどんな風に掲載されるかは不明ですが、とりあえずサンダルをたくさんの人がみにきてくれたらいいな〜と思っている。どこかで湘南物語6月号を見かけたら手に取ってみてくださいね。

5月号をいただき読んでいたら、先日閉館したオデヲン座についての嘆きの一文をみつけた。タイトルは『あまりにも呆気ない』である。かつては鎌倉に五つ、藤沢に九つの映画館があった(そんなにあったんですね)ことを思えばオデヲン座の灯が消えたことなど今更嘆くに値しないことかもしれないが、それにしても湘南の人の映画度(文化度)の低さはどうしたことか。と嘆いていた。駅頭での署名運動や募金運動など存続への市民の声があがらなかったのが見事なほどだったとも嘆く。

まあ、その通りなんですけどね。でも声あげるひまもないくらい急なことだったんですよね。鎌倉の御成通りの銭湯も閉店が決まって、みんなで存続を頑張って1年くらい先延ばしにはできたけど今はもうそこ駐車場になっちゃってる。(もしかしたらすでにマンションとか建ってるかも)
今の時代、何事もず〜っと同じに続けるってことが一番むずかしいコトなのかもね。