野鳥の会メンバーさんと箱根湯本駅から風祭駅までを歩きました。
同じコースを2019年、2021年、2023年と同じ6月に歩いています。
前回はこちら。
同じ時期、同じコースなので同じっちゃあ同じですが、やっぱり毎回違うし毎回新鮮。
ランでも塔ノ峰までは何度も通ってるのに新しい発見もあり。
50mごとに設置されている歩道管理杭、塔ノ峰で25番って知ってました?
明神ヶ岳で157番、金時山で277番です。
歩道管理杭ナンバー入りのMAPもあります→*
阿弥陀寺までの急坂で巣立ったばかりのツバメたち。
飛び方もぎこちないし、仕草もなんだかわらびしい(金沢弁)。
ツバメ以外にもかわいらしい幼鳥たちが見られるのもこの時期の醍醐味。
阿弥陀寺まで1時間近くかけて登り、休憩挟んで塔ノ峰に到着はスタートから2時間後というのも毎回同様です。
塔ノ峰でお弁当タイム。ホトトギスの声が聞こえました。
このあと水乃尾方面に下っていきます。
あの朽ち果てた車も健在。
湧水飲み場のところでは鹿の角を電動ノコギリで切っている女性に遭遇。
自宅の近所では大きな音をたてられないから、こんな人気のない林道で作業しているそう。カットした角はわんちゃんの"噛み噛み用"として利用されるそうです。
道中たくさん聞こえたのはキビタキの声ですが、姿をみつけるのは難しく14人の目で探しても一度も見られず。首が痛くなっただけ。
ちょっと変わった声で鳴いていたのは近くに巣があって、わたしたちに警戒していたみたいで・・・。ものすごい剣幕でした。
山歩きやトレランで、たまに聞き慣れない声を聞くときがありますが、それって珍しい鳥がいるんじゃなくて、幼鳥だったり、親が警戒していたりするってことなのかもしれませんね。
サンショウクイの声も聞こえましたが教えてもらわなかったらわからなかった。
マスターしたはずのオオルリのさえずり(尻下がりのフルート)もキビタキとの違いよくわからずまた振り出しに戻る・・・
植物に関してはメンバーさんがみんなエキスパートなのでただただ教えていただくのみ。
ピンボケ写真だけどコクラン。
わたしが持っている図鑑には載っておらず。
あとはギンレイカとめちゃくちゃたくさん生えていたミヤマフユイチゴ。
だいたい記憶できるのは3個くらいなのでこのくらいにしときます。
- 今回一番のトピックはイシカゲチョウ。
南方系の蝶です。成虫で越冬。温暖化の影響で北上している。
模様も見たことなくてとても珍しく感じた。
食草はイヌビワ類。
食草はクリ、ナラ類、サクラ類、クスノキ、ケヤキ、イチョウなど。
中が透けて見える『透かし俵』と呼ばれるまゆを紡ぐ。
- ミカンの葉にいたのはゴマダラカミキリ。
幼虫の食草はミカン類、ヤナギ類。
ここでお気づきかもしれませんが今回やたらと昆虫と食草に詳しいのには理由があります!
昆虫と食草ハンドブックを購入したばかりで嬉しくて調べまくった。
この本については次回に続きます。