こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

FUJIとKAI 応援&ボランティア

今年のウルトラトレイルマウントフジは応援&ボラ参加。

 

UTMF改めFUJIのスタート金曜はLIVE配信で楽しませてもらう。

小原さんのレポが良かったですね。

万場さん情報「彼女募集中❣️」を暴露w

 

で、土曜は午前中から道の駅富士吉田で応援。

ここはコース上になるので見知ったランナーを捕獲するには絶好のポイント。

道の駅で買ったソフトクリーム片手に通過する人も多かったです。

わたしも昨年はここでシャインマスカットのソフトを食べたっけ。今年の場合は冷たいものを食べるにはちょっと寒いかなぁという気温。

少しコースを逆走しながら歩いていくと

100キロ地点応援団に会う。

応援しているとあと60キロしかないって思うけど、レースで走っていたときはそんな風に楽観はできてなかったなと思う。

まあでもココで会えた人たちはみんなまだまだ元気でした。

 

夕方、ボラをするフィニッシュ会場コニファーフォレストに移動。

UTMFのエキスポってまともに見たことなかったので今回はじっくり見ました。

フードコーナーも充実していて夜通しオープンのお店もあり、深夜早朝でも飲食できるんですって。

かぼちゃのほうとうでボラ前の腹ごしらえ。

会場ではちょうどKAIを2位フィニッシュしたくれーじーかろさんのインタビューがLIVE配信されていました。

 

わたしが担当したボランティアは預かり手荷物とドロップバッグのお渡し。19時〜翌朝5時までのオールナイト勤務。

事前のオンラインミーティングでは荷物やドロップバッグはゼッケンナンバー順に棚に並んでいるものを選手自身が自分で探して取り、ボラは荷物とゼッケンのナンバー照会のみということでしたが実際にはボラスタッフが探して、選手に渡すというスタイルで運用されました。

100マイルを走ってきてヨレヨレになっている人たちにいくらナンバー順になっているとはいえ、自分で探せというのは酷な話なので思っていたより重労働のボラになったけれど良かったと思います。自分で探す方式というのはコロナ禍以降の話でしょうか?

人と人との接触を減らすというアレ。

 

預かり手荷物とドロップバッグのテントはかなり離れたところに配置されていました。

右上の赤丸のところがドロップバッグテント。

左の赤丸が手荷物渡しテント。更衣室は手荷物テントのそばになります。出口も。

会場はかなり広い。フィニッシュしてからチップ外しまでの導線はいいのですがその導線上にドロップバッグがないので気づかなかった人はそのままドロップバッグを受け取らずに手荷物を受け取りに来てしまいます。

手荷物を渡すと「ドロップバッグは?」と聞かれ、「今歩いて来られたフィニッシュゲートの奥の方です」と指し示したときの選手の絶望的な顔といったらもう・・・。

トボトボとゆーっくり引き返す背中の哀愁を何度も見ることに。

とりあえず更衣テントで着替えて、あとでドロップバッグを取りに行けばとボランティアリーダーさんがアドバイスされていましたね。しかしながらそうするとドロップバッグの受け取りを忘れる予感しかしなかったわたしです。

ヨロヨロの人たちが更衣室テントにどんどん吸い込まれていくのを見ていましたが出ていく姿が少なく・・・。仮眠所が用意されていない大会なのでテント内で仮眠する人も多かった様子。また深夜は寒すぎてバス乗車時間まで待つ場所もないから更衣室テントにとどまる人もいたのだと思われます。

仮眠スペースはないのでフィニッシュ後の宿を確保するようにと通達もあったけれど、有料でもいいから仮眠スペースがあればいいのにと思いました。

車での参加ならなくてもいいのでしょうが。公共交通機関で参加する人にもう少し配慮があると嬉しいです。どの大会にも言えることですが。

 

有料といえば手荷物預かり。これまで無料が当たり前だった手荷物の預かりがFUJIは1000円、KAIは500円になりました。確かにエントリー費に含め無料にすると利用しない人に費用負担させることになるのだけど・・・。

フィニッシュ後に受け取りたい着替えなども無料のドロップバッグに入れ、手荷物預けは利用しないという人も多かったみたいでめっちゃ重いドロップバッグもあり。

やっぱ1000円とはいえ、節約したいもの。確か駐車券などそれぞれの申し込みに決済手数料も発生するんじゃなかったかな?エントリー費に含まれていれば手数料は1回で済むのだが。

(わたしはこれまでUTMFくんにたくさん貢いでしまったのでこれ以上は・・と思う気持ちが否めません)

ドロップバッグテント目の前がゴールの花道。

ずっと声援を贈り続けました。土曜の午前からだからもう声もガラガラ。

この場所と手荷物テントを交代しながら任務にあたる。

声がしゃがれてきて困ったのが選手への問いかけ。

日帰りの大会と違って荷物が多くなる大会です。預かり荷物は棚に並んでいますが、キャスター付きのスーツケースのような棚にのらない大きなバッグが多くなります。

キャスター付きのものは棚ではなく、後方のスペースに並べられることになり、探す場所が違ってくるのでわたしたちボラにとってはキャスターのあるなしが重要。

「キャスター付きですか?」という質問事項がマスト。

ガラ声で「キャスター付きですか」と聞いてもうまく聞き取ってもらえなかったりして何度も問う。外国人選手には伝わらなかったり。

キャスターが付いていても小さいのは棚にあることもあってなかなかトリッキーでしたw

荷物棚を行ったり来たりして結構な距離を移動していた10時間。必死だったのであっという間。動いていたからそれほど寒くなかった。

選手の方々はフィニッシュゲートから手荷物テントまで歩く間に急激に冷えたようで深夜帯にフィニッシュする速い人たちなのにガタガタ震えている人も多かったです。

それなのにわたしたちに「寒いのにありがとう」と声をかけてくれてみんな優しい。

いやいや寒いのはノースリ短パンのあなたたちですよ!と何度思ったことか。

 

参加された皆さんおつかれさまでした!

いろんな人に会えて楽しかったです。

 

最後にお知らせ。

アトリエkikaさんでの恒例のサンダル+帽子の展示は

5/21(日)〜5/28(日)に決定しました。

今年もよろしくお願いします!