前回のつづきです。
沢沿いで可憐な花が咲いていた。
「タニギキョウですね」ととっさに名前が出たのだけど、あれっ?サワギキョウだっけ?となり、その場で調べるとサワギキョウは色も形も全く違っていて間違えようもなかった。
ただ名前は紛らわしい。
「沢と谷は違うでしょ」とメンバーさん。
わたしには沢も谷も似たような環境にしか・・・
そんな話から似ている植物の話題に。
わたしが区別できないのはアマドコロとナルコユリなんです、と訴えると茎を触れば簡単に区別できると教えてもらいました。
茎が丸いのがナルコユリで茎が角張っているのがアマドコロ。
なので"マルコユリ"”カクドコロ”と覚えるといいとのこと。
なるほどー。とにかく"マルコユリ"を覚えました。
で、先日、朝ラン中にみつけて悩んだ草花をもう一度確認に走っていく。
茎を触ったら丸くはなかった。角張っていた!
ということは"アマドコロ"ね。と納得して家に帰って牧野図鑑を開いてみたら・・・
左上にあるホウチャクソウ、これもソックリ。
わたしが見たのはアマドコロでなくてホウチャクソウ??
またもや迷宮に迷い込むことに。
朝の連ドラ「らんまん」の万太郎の『おまんは誰じゃ?』『触ってもえいか?』という台詞、そのまんまわたしも使わせてもらおうと思います。
牧野先生がいてくれたから、この美しい図鑑(父の遺品なのです)があって、悩んだときは導いてくれます。
『あまちゃん』ぶりに観ています。