こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

北海道大学植物園

北海道旅でずいぶん引っ張ってしまったけどこれで最終回です。

六花亭のあとは北大植物園に向かいました。

札幌駅から歩いて10分ほど、六花亭からは5分です。

入園料は420円かかりますが返却式のコインロッカーがあり、大きな荷物も預かってくれるので手ぶらで散策できます。

www.hokudai.ac.jp

広大な園内には番号が振られていて順に巡ると一周2キロちょい。

テーマごとに植生も変わります。

一番見たかったのは高山植物園。

大雪山アポイ岳に生育するものを中心に日本の高山植物約600種はトムラウシ山の8合目辺りを模して作られた岩組みに植えられている。

花の咲く時期が終わっているのでお花は少なかったけど見応えあり。

鉢植えコーナーもありました。盆栽風なのね。

 

園内、とにかく植物の種類が豊富です。

ひとつひとつ丁寧に見ていると何時間もかかってしまいそう。

面白かったのが北方民族植物標本園。

アイヌ、ニプフ、ウィルタが生活に利用した植物、約200種を用途とともに紹介している。

衣、食、住、薬、祭礼、祈祷、狩猟など様々に利用されているのがおもしろい。

これもひとつひとつメモっていると日が暮れてしまいそう。

これらの植物から作られた生活用具が北方民族資料館に展示されているのだが、あいにくこの日は休館中で見られず残念でした。

園内ではゴジュウカラの声を聞きました。これだけ広大だから他にもたくさん鳥がいるはず。

小雨が降り出していたけれど、木々の葉で遮られてさほど気にならず。

ライラック並木もあるので花の時期はいいでしょうね。バラ園もありました。

大好きなヤマハハコも。

やはり5月〜6月くらいが花が多くていいんでしょうね。

でも花が少なくても十分堪能できました。

市街地の中でここだけ別世界のようでした。

以上で北海道レポを終わります。

 

おまけ。

レンタカーのダッシュボードに貼られていたステッカー。

鹿避け笛ってなんぞや?と思って調べてみたら、車のフロント部分に取り付けられているようで、走行中の風圧を受けて音が鳴るらしく、人間には聞こえない周波数の音で鹿には聞こえる笛の音だそう。

モスキート音みたいなものですね。

北海道のニッポンレンタカーには標準装備されているそうです。