こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

カワガラスとミソサザイ

昨年同様、今年も金沢からの帰りに上高地を少しだけ散策しました。

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大正池から歩き出すとすぐに焼岳がドーン。

 

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去年より2週間早いからカラマツの黄葉は残っている。

昨年↓

kobitoku.hatenablog.com

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河童橋

 

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ケショウヤナギはまだ赤くなっておらず(残念)だけど紅葉シーズンは終盤で、かと言って山に雪はまだ少なくて、閉山間際の中途半端な時期の天気いまいちの日。

でもそれはわたしにとっては都合よく。

歩く人が少なければ鳥との遭遇率は高くなる。

梓川沿いに歩いていると川面スレスレに飛んでいく黒っぽい鳥の姿を発見。

カワガラスです!

会えそうでなかなか会えなかったカワガラス。ようやくみつけました。

何度も何度も川に潜り、石の上では何かをついばんでいる様子。

苔を食べている?魚を獲っているんじゃないよねぇ・・?(水中の昆虫を獲るそうです)

数時間後にも明神池付近の河原で休憩していたらまた現れてくれて。双眼鏡なしでもしっかり行動を観察できました。嬉しい〜

有料の明神池には今回は入らなかったのですが入り口付近の薮からチャッチャッチャッとウグイスの地鳴きのような声が聴こえた。立ち止まって息を潜めていると現れたのはミソサザイ

動きが速くて双眼鏡の中に捉えられないけどどんどん近くに来てくれるから肉眼でOK。

通路のすぐそばなんだけど気にする様子もなく忙しく移動している。案外、警戒心が薄いんだな。

そういえば、ゴジュウカラも目の前の地面でウロウロしてしてました。

上高地を歩く人もぐんと少なくなって鳥たちには好都合なんでしょう。

去年は冬鳥はシロハラツグミを見たけど、今年はジョウビタキを見ました。

ミソサザイのあとに見たからか、すごく大きく感じた。でも白斑もあったし、オスの色そのものだったし間違いないはず。

途中からは雨が降り出す散策でカフェやレストランとも全く縁もなかったけれど鳥が見られたのでかなり満足して帰路につきました。

 

バードウォッチングをみんなにお勧めしたいのは天気悪くても花がない時期でも散策に彩りを添えられるから。ほんと楽しいです。

 

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カワガラスミソサザイもヒップアップしててお尻を強調するポーズをしていたなぁと思って、帰ってきてから図鑑を見てみたら同じページに並んでいたけど仲間か親戚なんだろうか???(生息分布は似てますね)