野鳥会メンバーさんと箱根湯本〜塔ノ峰〜風祭までを歩きました。
前回は2年前。
このときは阿弥陀寺まで40分とありますが今回はさらにじっくり50分!
ランのときはだいたい歩いても20分。どんだけゆっくりなんだw
じっくり歩くと見えてくるもの、聞こえてくるものがいっぱい。
ギンリョウソウとテイカカズラ。
葉をかき分けてみるとカンアオイの花。こんな初夏に咲いてるもの?(ギフチョウの食草だそう)
阿弥陀寺へのアプローチでいきなりキビタキの声。姿を探しているとオオルリの声も聞こえ、どこだ?どこだ?と見回しているとヤブサメの声が聞こえるといった具合で全然進みません。
阿弥陀寺で小休止のあと塔ノ峰までは1時間。
スタートから2時間で塔ノ峰山頂、11時半なのでランチタイム休憩。
前回と同じですが、トレランで何度も訪れている馴染みの場所だけにここでお弁当を広げるのはなんとも不思議な感じ。
昼食後はもう下るだけ。
林道に出たら、サンコウチョウの声が何度も!!!
姿が見られれば最高だけど、そう簡単には双眼鏡の中に捉えることはできません。
わたしは耳があんまり良くないのかな?
声がどこからしているかというのがイマイチつかめない・・・
林道歩きでもいろいろな発見が。
オオバウマノスズクサにジャコウアゲハの幼虫。体の真ん中にラインが入っている幼虫には見覚えありました。以前教えてもらったときに調べたから。
この葉には毒性があり、それを食べることで体に毒を蓄え、成虫になったときに敵に食べられないようにすると言われている。チョウの幼虫にはそれぞれ特定の食草が決まっていて、親は自分はその葉を食べることはないのに間違えずにその特定の葉に卵を生む。幼虫のときの記憶を頼りにしているのだろうか?
生き残るための戦略が工夫されていてすごい。
ウラギンシジミ。図鑑を開くより早く、メンバーさんが名前を教えてくれる。
閉じているときは裏面の銀色一色。ゆっくり翅を広げてくれて綺麗な表面の模様が見られた。
わたしのスマホのシャッター音で飛んでいってしまった。とても敏感みたい。
この時期ならではの巣立ちビナたち(エナガやイソヒヨドリなど)も見られたし、塔ノ峰からのこの「水乃尾」方面はヤブだと思って敬遠していたがそんなことはないのを知ったのでランのときは明星ヶ岳から湯本まで下るのではなく、小田原ゴールにしてもいいな。