こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

再びミツマタ

もうレースはなくなったのでやらなくてもいいのだけど・・・

UTMFのスタートしてから4時間くらい走ったあとで天子山地に入って1000mくらい登る練として考えていたコースに行く。

というのは表向きの理由でほんとはもう一度ミツマタを見に行きたかっただけです😊

 

鶴巻温泉駅を午前8時にスタート🏃🏻‍♀️

仏山〜高取山〜と大山を目指します。

緊急事態宣言解除できっと混雑していると思ったので山頂までは行かず山頂手前のイタツミ尾根からヤビツ峠に下ります。

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山はやわらかい春の色。イカルやゴジュウカラの声が聞こえた。

 

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展望のいいところでおじいさんに「お嬢さん、見ていった方がいいよ」呼び止められました。

ちょっと霞んでたけど「お嬢さん」って呼ばれたから記念に写真を撮りました。

 

ヤビツ峠からは再びのミツマタロード。

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先日よりさらに開いたね。

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香りもこの前より漂ってる。

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地獄沢の先にもミツマタポイントありました。

札掛までで20キロ4時間15分ほどでした。

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大きなモミの木のある札掛の登山口。

ここから長尾尾根経由で塔ノ岳まで約7キロ標高差1000mを登ります。

長尾尾根は5年ほど前に下ってきたことはありますが登るのは初めて。

当たり前だけど登るのと下るのは全然違ってました・・・。

下りはすごい気持ちよかった記憶だったのに。

とにかく長尾尾根だけに長い!

新大日まで1時間40分登りっぱなし。その間会ったのはランナーさん1名とハイカーさん二人組の3人のみで非常に静か。心細かったので熊鈴着けました。

左を向くと真横に大山が見えていて、この前行った北尾根も見えていて、二ノ塔や三ノ塔も見えていた。山に囲まれた中にひとり。とても貴重な時間と思った。

だけど新大日に着いたら人間が何人かいて瞬間に別世界に。この対比がおもろい。

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塔ノ岳の尊仏山荘がうんと遠くに見えて絶望しかなかった。

最後のひと登りが大変でした。

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午後2時半、ようやく塔ノ岳山頂!

天気良かったはずがいつのまにか曇りに。風も冷たかった。

長居は無用、もうおうち帰りたい。。。

しかし、よく考えたら大倉バス停まで7キロ1200m下らなくてはいけないのね。

余裕があれば鍋割山経由でとか、なんだったら渋沢駅まで自走と考えたわたしはなんてうぬぼれだったのだろう。

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ちきしょう、長尾尾根はどいつだ?と思いながら山並みをみつめる。

 

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下っていくと夕方の光に照らされたモミジの若芽がとても綺麗だった。(画像では全く色が再現できてません)

マメザクラもいっぱい咲いていた。ソメイヨシノよりこっちが好き。

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大山の下の方で咲いていたのはミヤマシキミ。あとウグイスカグラもちらほら。

モミジイチゴの白い花も目についた。

 

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35キロ8時間ちょいかかりました。(時間かかり過ぎやろ)

これ、何が楽しいの?ってきかれても返答に困るのだけど多分、好きなんだと思う。

特に終わったあと身体が求めるがまま、何をどれだけ食べてもいい感じ。うん、これが最高。

今回はご褒美に買ったマンゴープリンの中に角切りのマンゴーが入ってたのを見てジーンときた。

ありがとう!!!今、すっごい果物食べたかったわ!

 

今週もがんばっていきましょう。