お待たせしました!
Tabisuke TabizoさんのT2Trailのテストレポです。
使用シーンは5種。
- 極寒の中のバードウォッチングウォーク 4.5時間
- 鳥を探しながらのゆっくり歩いたり走ったり 7時間 30キロ
- 近所トレラン 4時間 28キロ
- ゼロ大山トレラン 8.5時間 40キロ
- 箱根トレラン 7.5時間 34キロ
5のみ15Lで1~4は10Lを使用。
ウォーキングやゆっくりトレランのときはザックの揺れやスレなどトラブルを感じることは何もなく。今の季節は給水も少なくていいのでフロントのポケットには片方はペットボトル、片方には双眼鏡を入れる。双眼鏡がポケットに入るというだけでも高得点です。わたしの場合。
10Lですが実際にはもっと容量がある感じ。ウォーキングのときは山専ボトルやカップスープ、マイカップ、分厚い防寒具なども入れました。
装備品の少ない近所トレランのとき(いつもなら4Lのザックです)が本領発揮な気がしました。というのも開口部をくるくる巻いてベルトで止めるので容量は自由自在。
荷物の少ないときはたくさんくるくる巻いて縦の長さを短くすればいいので。コンパクトになるので走っても全然わさわさしない。
帰りにスーパー寄ったりして買い物して荷物が増えてもOKなのが本当に便利。
主婦の皆さんならわかりますよね?ランニングと食材の買い物ってセットになること多いから。
ゼロ大山のときはこんな感じ↓
骨折をしてからは特に単独で山に行くときはなるべくポールを持つようにしています。
なのでポールを取り付けられる仕様は嬉しい。
脱いだジャケットなども留められるゴムがついているのも便利。(でも師匠の蚊取り線香さんからはザックにつけると落とすことがあるからと教わったのでなるべくやらないようにしています)
ロングの練習のときはいつもですが最初はルンルンでも後半は半ベソになってくる。
この日も下山して伊勢原駅までのロードが涙目。
そんなとき追い討ちをかけるようにザックの肩ベルトの余った部分がペシペシッと身体に鞭打ってくる。
今回はわたしの身長をお伝えしてザックを用意してもらいましたが、想定よりわたしがちっちゃかったみたいで・・w
XSもあるそうですがSを使わせていただいたのでベルトを締めるとかなり余分が出てしまい、その余ったベルトが鞭と化しました。5万歩以上は走っているから5万回以上打たれるって考えるとさらなるロングのときは・・・。
これはザックの問題ではなく、やはり長いレースのときは小さなストレスも積もり積もれば大きなダメージになるってことを忘れてはいけないなと改めて思ったのでした。
ファーストインプレションの記事でみんなからも反響あった荷室の取り替え。
こんな風にベスト部分と荷室の袋部分が簡単に取り外せます。
このシステムは他のザックにはなかった!!
15Lに取り替えて、箱根トレランではポールの取り付け方を変えてみた↓
やはりポールもお尻のところに何万回も当たるとダメージくるかもと思って。
この取り付け方だとザックを下ろさないと着脱はできないけれどお守り的なポールなので問題なし。
この日は補給食も水分も多めに持ちました。着替えもロッカー預けにせず全部背負う。
余裕で入るし、いつも終わったあとのドロドロの着替えがザックには入らず、エコバッグで持ち帰ったりするのですが全部収納して帰れました。(嬉)
フロントのポケットは思ったよりたくさん入るのですがペットボトルを使うと出し入れしづらい感があり、片方をソフトフラスクにしました。ペットボトル派だったわたしですがソフトフラスクだとポケットに入れたまま給水できると初めて知り、瞬間にソフトフラスク派になりました。ソフトフラスクと一緒にスマホも収納できたのも良かった。
でも麦茶を常用するのでやっぱり一本はペットボトル使いたいかな。ちなみにT2Trailは背中にハイドレのためのポケットもついています。
これまでのザックはどれも脇にもポケットのあるものだったのでこのフロントのみポケットでどうなんだろう?って思っていたが脇になにもないと腕振りがとてもしやすいのが良い。
脇のポケットは身体が固いと出し入れ辛いというのもあったのでフロントポケットは使いやすかった。
ただT2Trailのポケットの形状はまだ改善の余地があると思われ、もう少し収納力が上がるといいと思います。
荷室には一切ポケットがないので財布など貴重品ポケット的なのがあるといいなとは思いました。それが外側からアクセスできるタイプならなお嬉しい。
荷室の開口部は全面マジックテープでしっかり閉じられるようになっているのですが疲れてきたり、寒くて手がかじかんでいたりすると開けるのに若干苦労するようになり、こんなにしっかり留めていなくてもいいんじゃないかとも思いました。
冬のトレランってトイレでパンツの紐をほどくのもできなくなります。トイレチップ出すのにも一苦労ですよね。なんか情けないけど手に力が入らないこと多し。
お片付けするまでがトレラン。
この荷室とベスト部分が分かれるシステムは洗濯に便利というところから生まれたアイデアなんだそう。
わたしの他にもテスターさんがレポされています。とてもわかりやくまとめられているのでぜひご覧ください。こびとく日誌よりむしろこちらが絶対参考になるはず。
そして薄っぺらで小柄なトレラン女子諸君はXSサイズでどうぞ。
製品化が待ち遠しいですね。