毎週水曜日の朝ラン(鎌jog)はほぼ決まったコースをゆくのですが、たまに違う道に入ってみることもあります。
鎌倉山のとある脇道に入るとプチトレイルが。
以前みつけた手広のトレイルもそうですが鎌倉山周辺は未舗装路がわずかに残っています。
帰ってきてから通った道を『今昔マップ』 で確認するのがマイブーム。
国土地理院地図です。上が1896年〜1909年のもの、下が現在のもの。
年代を選んで現在と比較して地図を見られるサイトです。
わずかに残っている現代の未舗装路が100年前から利用されていたと知るのは楽しい。
幹線道路がなかった頃はこういうシングルトラックが生活の道だった。
その道を今、クモの巣払いながらトレランシューズで走っている。
今昔マップで時代を遡っていくと1965年以降からえげつない住宅地開発が始まっているのがよくわかります。七里ヶ浜、鎌倉山、西鎌倉、片瀬山・・・なじみのランニングコースの全てはわたしが生まれる前までは山だったけれど住宅地に変わってしまった。
134号線も辻堂海浜公園のところで分断されていたのが1965年頃を境に団地と公園に開発され、道路が茅ヶ崎方面とつながっていました。
一方で遊行寺から江ノ島までの『えのしま道』はそのままあります。
開発されたまっすぐの道とは違い、くねる旧道。そんな道を探してはほくそ笑む。
上の今昔マップで、鎌倉山の夫婦池らしきものが古い地図にも表示されています。
え?人工池とはきいたけれどそんな昔からあるの?と思って調べてみると江戸時代に作られた灌漑用の池だそう。
今昔マップはいい暇つぶしになります。