こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ピンポン

ずっと観たいと思っていた映画をようやく観られました。

先日BSで放映されていた『ピンポン』

わたしは2002年公開当時はあまり注目していなかった。

でもあとになってこの映画のロケ地が近所であることを知って興味を持った。

こちら江ノ島近辺は数えきれないくらいの映画やドラマのロケ地になってはいるが、ピンポンはちょっとマニアックだったから。

 

覚えているでしょうか?

今春、外出自粛でどこへも行けない中、近所で富士登山していたことを。

kobitoku.hatenablog.com

この観光スポットでもなんでもない神社の階段で『ピンポン』の主人公が階段トレーニングをしている姿が観たかったのです。

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片瀬諏訪神社 上社 

 

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映画の中ではリュックを背負って登ってた。重りでも入っていたのだろうか?

原作コミックの中にもちゃんとこのシーンがあるみたい。

 

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ここからの眺めが好き。

 

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頂上の門はいつも閉まっているのだが映画の中では開いていた。

当時はいつでも参拝できたのかしら。今は残念ながら門の外からしか参拝できない。

しかし今年に限って8月末の数日間のみ御垣内参拝ができた。「みかきうちさんぱい」という言葉を初めて知った2020年夏。


公開されてから18年ってそんなに大昔ってわけじゃないのに江ノ島灯台はシーキャンドルになる前の古い方が立っているし、境川にはたくさんの船が係留されている。(今は全て撤去されている)その風景を見て懐かしいと感じた。

郷里金沢で暮らした年月よりもこちらの方が長くなって、こちらが地元という感じになってきた。

 

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映画の中では上社階段トレーニングのシーンはさして重要ではなく、頻繁に登場するのはこちらの下社の方。わたしの朝ランのゴール地点にしている場所。もちろんスタート地点にする日もある。初詣も毎年ここ。

散歩や通勤途中に通りがかった人の多くは立ち止まって一礼する。

原作でも見ればすぐにこの神社とわかるほど描写も細かく再現されている。

原作者の松本大洋さんはきっと近所に住んでいたのだろう。(谷川俊太郎さんの絵本『かないくん』の絵を担当した方でした)

片瀬愛に溢れた映画。

それにしても18年前はタバコをどこでも吸えたのか。タバコのポイ捨て、川への飛び込み、OKだったんですね。

その頃、毎週金曜の夜に片瀬小学校へバドミントンの練習会に通っていたのですが、夏場も当然体育館は閉め切っての蒸し風呂の中だったけれど今はそれ、無理でしょうね。

暑すぎて死ぬ。

今どきのバドミントン部ってどうしてるの?(卓球部もだけど)