先日、近所の花屋さんの店先で何かの幼虫らしきものをみつけた。
イタリアンパセリの鉢である。
真ん中に一本ラインの模様がある幼虫はこの前の箱根の探鳥会で見たジャコウアゲハの幼虫に似ている。なのでアゲハチョウの仲間かなと思った。
蝶の幼虫は食草にしかいないはずなのでイタリアンパセリを食べるのは何かというのを調べればわかるはず。
そしたらセリ科にいる幼虫としてキアゲハがヒットした。
でもわたしが以前にセリの葉の上でみつけたキアゲハの幼虫はこれとは全然別のものだった。
全体は緑を基調にしていた。こんな黒っぽくはなかった。
疑問に思ってさらに調べると蝶の幼虫は何度か脱皮してさなぎに至るということを初めて知った。(無知ですみません)
キアゲハは5回?だったかな。
わたしが花屋さんで見たのは3齢幼虫ということらしい。
黒っぽいのは糞に化けているということらしい。鳥などに食べられないため。
でも途中から緑に変わるのはなぜ??
糞に見せようとするなら一本ラインはいらないのでは?
疑問はつきない。
幼虫から成虫になるまでの感動の様子を綴ったものを貼っておきます。
蝶はどうしてあんなに綺麗な模様をしているのだろう。サナギはその綺麗な翅をどんなふうに折りたたんで収納しているのか。
マンションの廊下に落ちていたアカボシゴマダラの翅。
先日の箱根でみつけたアオスジアゲハの翅。
かけらですらこんなに目を惹く。こんなに綺麗でいる必要ある?
この配色、グラデーション、デザイン性・・・すごい。
余談ですが、昨日、箱根の植物を調べていたら探鳥会のときにわからなかった"きのこ"の正体がわかった。
千条の滝のところに生えていたもの。
カエンタケだそう。毒があり、触ってもいけないものでした。
口に入れたら瞬間にただれてしまうとか・・・恐ろしい。
ナラ枯れした木の根元に生えることが多いらしく最近増えているとのことで要注意です。
そのときはわからなくてもあとからわかることはいっぱいあり、なんでも気になるものは写真に撮っておける今の時代は本当に便利ですねー。