硫黄岳に向かう途中のオーレン小屋の前にあった看板です。
帰ってきてから改めて内容を読んでみたらおもしろかったので簡略して記します。
大昔、赤岳の姫と富士山の姫がおりました。
富士山の姫が「わたしの方が赤岳より背が高くて美しい」と自慢ばかりするので見かねた峰の松目の如来様が「水裁判をしてやろう」と赤岳の峰から富士山の頂上に長い樋をかけて水をそそぐと水は富士山の方へ勢いよく流れ下り、赤岳の姫に軍配が上がった。
それが悔しくて富士山の姫は赤岳を蹴飛ばしたので八つの峰に分かれたそうなw
確かに地図を広げてみると赤岳から富士山へ樋を掛けようと思えば掛けられそう。しかも地質学上でも昔は富士山の方が低かった可能性が大いにあるらしい。(富士山は噴火を繰り返し4階建の家のようになっているから)
この水裁判のときの流れた水は富士五湖になり、富士の白糸滝となった。
また赤岳の姫の流す涙は諏訪湖、松原湖、白駒池になり、オーレン強清水(こわしみず)になって現在に至る。
オーレン小屋の周辺は水の流れが豊富でした。
手を浸してみるとまるで氷水のように冷たかった。
オーレン小屋でも夏沢鉱泉でも立ち寄り湯ができるとのこと。(帰ってきてから知る)
帰ってきてから知ることが多すぎて、もっとリサーチしとけばよかったかなぁとも思うけど調べすぎてもつまらないしね。
今回歩いたルートには山小屋が四軒もあり(一部はコロナで休業)、八ヶ岳登山入門にふさわしいルートでした。
桜平駐車場までの道は悪路ときいていたけどその通りでした。車高低い車は注意です。
(中)の駐車場は日曜の7時半ですでにいっぱいで路肩駐車になりました。そんな状態だけど登山道ではあまり人には会わず、山頂も混雑はなかったです。
山小屋に入るにはマスクが必要。
歩いているときは外している人がほとんどでした。