こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

Trail Camp in Hakone

先週末は『100マイル完走攻略プログラム 丹羽薫 箱根トレイルキャンプ』に参加
トレイルって言葉だけでもときめくのにそれに「キャンプ」「箱根」「100マイル」というワードがプラスされ、さらに丹羽薫さんとなれば行くしかない!
しかも宿泊は芦ノ湖キャンプ村のロッジ。いつも通り過ぎるだけで一度泊まってみたかった。(グループじゃないとこういうところは泊まれないから今までチャンスがなかったのです)

プログラムは一泊2日で50キロ以上走るというもの。大丈夫か??と一抹の不安はありましたがそれよりかはワクワクの方が大きかった。ピカピカの秋晴れの中、スタート。途中で丹羽さんのレクチャーを挟みながら進みます。
前かがみにならないように、お尻を使って、下りで膝を曲げないように・・・
使い慣れないポールを手に汗だく

画像だと伝わりにくいですが紅葉も始まっていました。

みんなについていくのが大変だったけれど美しい景色に癒されて頑張れた。

そして日没。この時間帯は列はばらけてひとり旅になっていた。紅葉の樹々が夕日を浴びてオレンジ色になっている中をひとり走るのは夢のようだった。
ライトはギリギリなんとか使わずに下山。

夜は座学。まだ夕食はお預けですw
普段の食事や行動食のこと、消化吸収のこと、消化器官を鍛える話、全部ロングレースのための参考になることばかりですが乳酸代謝やグラフが出てきたあたりからちょい消化不良に・・・(集中力切れたか?)
気づきとしてはやっぱ自分はフルーツをもっと食べた方がいいなってこと。あすけんの未来さんにもいつも注意されてるし。

翌朝ロッジの外に出てみると芦ノ湖には靄がかかっていて幻想的。前日の終了時はクタクタだったのに脚もどこも痛いところはなく疲労感なしなのはポールのおかげ?
それともいただいたアミノダイレクトを飲んだおかげ?

2日目は計測チップを持ってレース形式でトレイルチャレンジ。キャンプ村からガイリーンを時計回りに湯本までをそれぞれ走ります。最初の登りは連なっていたけど稜線に出たらすぐにばらけてしまい以降はひとり旅。
前日の講習を思い出しながら進みます。「尻、シリ、Siri!」と唱えつつ。
ポールはいつのまにか身体の一部になっていた。慣れってスゴイ。
蓼科山で下りにビビって腰が引けて前かがみになって前ももにひどい筋肉痛を抱えたわたしですが、ポールがあればまっすぐ立って下れることを発見。やっぱりグラッとなるから怖くてくの字に腰が引けちゃうんですね。苦手なあの阿弥陀寺への疲れる下りもなんとかスムーズに下りられて(自分比)一皮剥けた感満載でゴール
丹羽さんが笑顔で迎えてくださいました。

箱根の紅葉はあまり綺麗じゃないなんて聞いていたけれど、そんなことはなく素晴らしく綺麗で空は青くて富士山も両日中見えてて最高でした。

トレイルの脇にはリンドウの花がいっぱい。紅葉もいいけどこのリンドウの可愛らしさもたまらなかったです。マツムシソウもまだ少し残っていました。

26キロ 5時間15分 
下りの累積は2000mほどあったけど前もも筋肉痛ナシ!!!

丹羽さん、スタッフの皆様、参加者のみなさま、楽しい二日間をありがとうございました

そして今日はUTMFの抽選結果の発表日。
もう一度100マイルにチャレンジできますように