こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

観察眼

期間が長かったのにあと数日だということに気づき、急いで行ってきました→湘南を拠点に活躍する向田智也さん、横山寛多さんのお二人によるいきものと自然をモチーフとした作品の展示。
期間中は楽しそうなワークショップやアーティストトークもあり、滞在制作もされたそう。

向田智也さんは野鳥の会リーフレットなどのイラストでおなじみです。鳥の特徴を捉えつつ、洗練されたデザインのイラストが好きだなぁと思っていました。
横山寛多さんは漫画家の横山泰三さんのお孫さん。今回の展示を見るまで知らなかったけど、でもそのイラストは鎌倉関連のいろんなところで目にしていました。
このお二人の組み合わせ、なんて贅沢!しかも無料。
いきもの好きじゃなくても、ぜひ観に行っていただきたいです。16日日曜までです。

展示を観て、思ったこと。
向田さんみたいな鳥瞰図描きたいなー。
今は何でも手軽に撮影できちゃうし、わたし自身もメモがわりにスマホで撮影してその画像を見せることで他の人に説明するってことも多い。だけどこんな風に写メできなかった昔(ってそんな昔ではないけど)は絵に描いて説明してたよなって思った。
横山さんみたいな絵地図もやっぱいいなー。
クツクツ通信のおまけで何度も手描き地図は描いていますが最近はグーグルマップなんかもあるしな・・とちょっと遠ざかってた。でもこっちの方がわかりやすいんだよなって。

図鑑もね、写真のより絵のものが好きです。
いつか自分で図鑑描きたいって思ってる人はわたし以外にもいっぱいいるはず。その気持ちは間違っていないと思えました。

こちらのアートスペースの上の階には藤澤浮世絵館があります。こちらも無料!!
ぜひセットで。
時間なくて駆け足でしたが江の島が描かれた浮世絵の中で我が「片瀬」の地名が出てくるものがあったのが嬉しい。龍口寺の裏山が"七面山"と呼ばれていたということにもへぇ〜と思ったがそこからの江の島の眺めが見られたのが良かった。その一枚はポストカードとして販売もされていました→展示資料解説
お財布も荷物も全部ロッカーに預けてしまっていて買えなかったのでもう一度改めてゆっくり観に行こうと思いました。
しかし、こういうゆったりしたスペースは辻堂じゃないと無理なんだろうが藤沢駅周辺にあって欲しかったなーというのが本音です。もしくは江ノ電辻堂駅まで延びないかしら・・・。