こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

寒くなーい!金冠山

野鳥の会メンバーさんと今月は修善寺からバスでだるま山高原ハウスへ。
富士山が見えたのはココだけ・・・
登山口まで公共交通機関で3時間半。やっぱ遠いですね。

金冠山までの地図のコースタイムは35分ですが我々は倍の時間をかけて。
いきなりカケスが登場で大いに湧く。カケスって枯れ木の保護色なんだな。

ITJの逆走コースなので振り返ると見覚えのある景色。
しかし、鳥がいそうでいないんだな。

ひと登りですぐに山頂。今回はさむくなーい!
前回は『さむーい!金冠山』だったし、その前は雪だったので覚悟して防寒してきただけに拍子抜け。
そして残念ながら富士山見えず。
さむーくて富士山見えるのと寒くなくて富士山見えないのはどっちがいいですかねぇ・・・(寒くても富士山見たかった)

金冠山から駿河湾に向かって下るこの道が好き。右手に光る海。
このあと沼津市民の森に入るけど、あまり歩くひとがいないのか荒れ気味。
調べてみるとキャンプ場は市民じゃなくても無料らしいが、その分手入れはされていないのかなぁ。ちょっともったいない気がしました。

河内の大杉。これは一見の価値があります。

大杉の近くに群生していたイズセンリョウ(右)
クロガネモチの赤い実(左)
この二つを今回覚えましたよ。

鳥の出現は今回も山から下りてきた里に近いあたりで多くなる。この日見聞きした鳥は全部で40種ほどにもなり、久しぶりに多かったですね、ということになるのだけどわたしの印象としては少なかったな〜という感じ。今回もまた「種類は多かったけど数は少なかった」ということかな?
何年も前の冬鳥が多かった"伝説"の年の印象をひきずっているせいか・・・

ちょっとひと休みしていたときに上空を飛んでいった5羽の群れに双眼鏡を向けたら、それらはシンクロしながらひるがえって、きれいな色が見えた。アオバトでした。
その瞬間に歓声が上がり、みんなの興奮も伝わってくる。
ランニングでもバードウォッチングでも、ひとりでも楽しいけどこの仲間と共有する感じもまたいいものです。って先月も同じこと言ってましたね。
このときメンバーさんの温度計で6度。ってことは金冠山は5度以下。
やっぱり寒かったのかぁ