こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

焼岳へ

蝶ヶ岳からちょうど一年。今年も上高地を訪れました。今回は中の湯温泉に宿をとり、あちらに見える焼岳へ。
日帰りで登れる火山です。

中の湯温泉旅館の裏手から登山道入り口までは10分足らず。
ずんずん登っていくとほどなく姿が見えてきます。途中はミソサザイの声、メボソムシクイの声。ナナカマドが多いので秋の紅葉はきれいでしょうね。

休憩に最適の「広場」からは北峰、南峰の両方が眺められます。もうここで十分というくらいの絶景。

広場のあとはガレ場の急登。上の方にたくさんの人が歩いているのが見えました。人気の山なんだなぁ。

マーキングを頼りに。
ここで噴火したら怖い・・・

登りつめると火口湖が見えた。
全てが見慣れない景色で興奮。

危険なため南峰は立ち入り禁止。

噴煙をあげる北峰に向かいます。ガスの臭いもしてきた。ちょっと緊張。
右に巻いていくルートを行きます。

北峰山頂まではあと5分ほどの登りなんですが・・・
これが結構急でして、わたしは登ったら下りるのが大変な気がした。高所恐怖症です
なのでここで待機することにした。やはりわたし同様、こちらで何人かの人が連れを待っていたのでそういう場所だったようです。賢明な判断必要ですね。
ピークハントするのが目的ではないもん(負け惜しみ)!

上高地方面も見渡せました。梓川も見えます。もちろん穂高連峰も。

槍ヶ岳も見えた!

午前9時半登山開始で中の湯温泉旅館に14時チェックインでお風呂直行
朝、出かける際に蚊取り線香を貸してくださったので虫に悩まされることもなく
百名山8座目。
旅館のフロントで購入した登山バッジのお花はエーデルワイス??
「え?咲いているんですか?」ときいたら「ないですねー。高山の象徴の花ということで(^◇^)」とのこと。
焼岳小屋だと焼岳の形のバッジがあるようで・・・紅葉のときにリベンジかな〜
怖がりさんにとっては敷居の高い北アルプスですが焼岳は日帰りで登れて危険箇所もなく、火山の荒々しさを充分に感じさせてもらえるお山でした。