こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ガッテンで「浮き指」

一昨日、NHK『ガッテン!』で浮き指を特集していました→
男性で6割、女性で8割にもなるという「浮き指」。
600人以上の無作為な調査による結果は浮き指450人、浮き指じゃない人が186人。
それぞれに膝痛、頭痛、肩こり、腰痛の有無を尋ねてみると全ての症状で圧倒的に浮き指の人が上回っていた。
膝痛 0-37
頭痛 36−188
肩こり 36-283
腰痛 74-301
肩こりの数が顕著ですね。これは浮き指だと体が後ろに傾くのをバランスをとろうとして猫背になり頭の重さを支える負担から症状が出るのだそう。
浮き指だと膝への負担も一歩で3キロもになるとか。わたしの膝痛もそうなんだろうか・・・

ガッテンでの内容についてはこれまでも腰痛、肩こり、膝痛などをテーマにしていろいろやっているし、浮き指だけが原因ではないと思うし、鵜呑みにするのはどうかな?と思う点はありましたがとにかく足のこと、靴のことに意識が向くという点ではとてもよかったと思います。
特に白山市の石川小学校での取り組みは興味深かった。金城大学の足のけんこう教育プロジェクトの一環で子供の足の計測を行っていた。その子供たちの履いていた内履きがベルトでサイズの調整のできるものだった。
成長期に一番長い時間履かなくてはならない履物である内履きシューズ。そこに気を使っているのが好ましかった。
靴の履き方もカカトをトントンとして踵から合わせて紐を締めていくやり方は随分と定着しているように思う。番組の冒頭でも専門家から話があったが西洋の靴文化にはなったが室内では脱ぐという日本の習慣はそのままなのですぐに着脱できるよう緩めに靴を履くということが浮き指が多くなった原因でもあるとのこと。

浮き指を改善するための方法として『ひろのば体操』が紹介されていた。
ひろげて伸ばす体操、足の指の間に手の指を挟んで甲を伸ばすストレッチ。固くなった足の甲の筋肉を柔らかくすることで効果が得られるそう。

以上の内容は全て現在のわたしの取り組みにつながるのでとにかくうなづきながらの番組だった。
ひろのば体操もやろうと思います。
整骨院への通院は続いていて5月より右足の治療(骨折は左足でした)になりました。
毎回の足裏攻めの施術に悶絶しながら、家では足指グッパー続けています。ビーチや芝生での裸足ランもやるようになりました。
フットプリントによる比較。
赤丸の中の圧が多くかかっていたところは最近はそうではなくなりました。この場所って多くの人がタコができているところです。わたしも右だけはタコとまでいかないけど少し硬くなっていました。横のアーチの崩れ、開帳足と呼ばれるトラブル足。
それが少しずつ改善していると思われ、赤線で示した横幅が少し狭くなったように思います。
フットプリンターはインクのつき方で結果が違うこともあるので断言はできないけど。
そしてタオルギャザーがほとんどできなかったのに今ではしっかりできます!
何歳からでもやれば身体は変わる。
諦めずに続けること。
タオルギャザーができようができまいがほとんど関係ないのかもしれないけれど。
でもトレランで下りが苦手なのはグラグラするから、膝の痛みからだとすれば、ここからのアプローチは間違っていないような気がします。
そしてすっかり歩行困難になりつつある母の足。これもなんとかしたい。
高齢者の足と靴のことにも取り組んでいきたいと考えています。

あー、久しぶりに話題が靴のことに着地してよかった