こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

UTMFと鳥のこと

A8二十曲峠をoutしたのが日曜の午前4時前で杓子山へ向かう険しい登りに差し掛かったときに鳥がさえずり始めた。多分午前4時20分とか30分くらい。
5分くらいの間にその声はどんどん増えて、順にいろんな声が重なってきてわぁ〜〜となった。
周りはゾンビのような人ばかりでわたしが「鳥の声がすごいですね♪」と話しかけても反応なし。
止まってスマホを取り出し、動画を撮ってみた。声の録音できるかな〜と。(動画はブログに貼れませんので画像のみ)
まだこんなに暗いうちから鳴いてたんだな。録音されていた音をあとから聴いてみると実際のものとはまるで迫力が違ってて残念なのだけど何回も何回も聞きなおすとツツドリの声も終始入っていた。一番よくきこえるのはコガラ。ほとんどは識別できない声だけどたくさんの種類の鳥が鳴いていることはしっかり確認できる。
今が鳥の繁殖期だということがよくわかる!
一晩目が明けたときは本栖湖付近にいてそのときも朝のさえずりを聴いていたが、この二晩目の杓子山付近の方が鳥の種類もボリュームも断然多かった。これは9月開催では聞けないものなので4月開催ならではのもの。
でもそもそも春の開催が秋の開催に変わったのはこの鳥の繁殖期と重なることが原因ときいた。
なのにまた4月開催に戻ったのはどうなの??という疑問はある。
きくところによれば、猛禽類の繁殖期は少し早くて4月末はもう営巣が始まっている可能性あるが夏鳥はまだのことが多いらしい。レース開催は5月は絶対NGだけど4月末ならギリギリOKということなのかしら。
開催に反対されている野鳥の会支部の意見を読みましたがオオタカハイタカサシバ、ハチクマなど猛禽類とコノハズク、ノビタキアカモズ、ヨタカ、ミゾゴイ、オオジシギなど希少種の名があがっていました。
今回はコース変更もあって市街地を通るコースだったので演習場の希少種に関しては外れた模様。
以前の大会開催後にはさえずりが減少したというレポも載っていたけど、あのゾンビがひっきりなしに行進している中であれほどのさえずりのコーラスが聞こえたことで、むしろ鳥たちの逞しさやしたたかさを感じた。
というのは都合のいい勝手な解釈ですが。(レース開催と鳥の繁殖期問題は引き続き注目していきたいと思います)

いろんな人のレポを読んで、かかった時間が違うと全然風景も違ってて、明神山から夕日みたの?!とかびっくりですがわたしらみたいに制限時間いっぱい使うとホントに朝が来て、夜が来てっていうのを二回繰り返して地球は丸いんだなぁ〜と壮大な感想を持てて良かったです。振り返りはもうおしまい。
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詳細はまた改めてお知らせしますね。