こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

夏羽のユリカモメ

先日、ランニング中に川沿いでユリカモメを見かけた。左の頭が黒くなっているのが夏羽。右の子はまだ夏羽になっていない。
50羽くらいはいたかと思うが7割くらいは夏羽になっていたかな。
みんなは夏羽ガングロになっているのにまだなっていないユリカモメは引け目を感じていないのだろうかとふと思う。
そんなみそっかすを自分と重ねながらその先3キロ川沿いをひた走る。

帰ってからも気になってよく拝見している三浦半島のカモメたちのブログを開いてみる。
今の時期はほとんどが頭の黒い夏羽のユリカモメ。でもゴールデンウイークあたりにはみんな渡っていってしまう。ブログ内を去年、一昨年と遡ってみると、ゴールデンウイークを過ぎてもまだ残っているユリカモメの一団はまだ夏羽になっていない個体ばかりだった。
体力がなくて残っているのか・・・?
結局はみそっかすは生き残れないのか・・・?
なんだか悲しくなる。

    

でも違っていました。
幼鳥は夏羽に換わるのが遅いんだそう。
つまり、この時期まだ顔が白いままなのが幼鳥。
そして渡りはオスが先に渡り、次にメス、最後に幼鳥という順の鳥が多いそう。もちろん、家族単位で渡る鳥もいれば群れにならない鳥もいるし様々ですが。
たぶん、ユリカモメは幼鳥が遅れて渡る。だからGWあたりにまだ湘南エリアに残っているユリカモメたちは頭が黒くない。
幼鳥だけで渡るってことはやはり弱いものはさらに淘汰されるということではあるけれど、みそっかすが引け目を感じるなんてことは鳥の世界にはなさそう。つーか、そんなこと考えてる余裕はなく生きるのに必死でしょうね。

UTMFが近づいてきてナーバスになっている。
またまたこんな自分はエントリーする資格なんかなかったのだ・・とかネガティブな気持ちに。
みんな速いし強い。おまけに若い。
人間はなぜこんなにも誰かと比べ引け目を感じてしまうのだろうか。

となるのはだいたいいつも10日前〜1週間前くらい。
なのでもう大丈夫
昨日の朝は最後の坂練。もうあと1週間は走らなくっていいんだと思ったら楽になりました。
やっぱ走るのは相当苦手なんだろうなぁ・・・