こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

下駄骨折日記・その後

左足の下駄骨折からもうじき6ヶ月です。整形外科への通院はもうしていないし、疲労骨折の心配ももうないだろうと思われ、不安なくランニングもしています。
ただギプスの頃から始まった足首の痛みだけはずっと続いていました。
日中ではなく就寝時というか目覚めたベッドの中での痛みです。
そのうち治るだろうと思っていたけどこれがなかなか解消されません。整形外科へ通院していた2ヶ月半の間も度々その痛みについて訴えていましたが医師からは「老化の始まり」という一言をいただき傷心・・・
(もう二度とこの病院には行くまい
整骨院の門を叩くことにしました。
初めての整骨院。さていかに?
ちょっと痛いかもしれません、と釘を刺されていましたがこれがちょっとした拷問でした。
それでも初回は脅された割にはたいしたことなかったな〜と帰宅。
二回目はふくらはぎの脇のラインをギューッと押す施術に悶絶。「小学生も耐えています」と言われ必死で耐えるも「人殺せるレベルですね」と苦笑い。押されたところはしっかり青タンに。
3回目以降は足裏攻め。「力抜いてください」と言われてもガッチガチ。これから始まる恐怖に体が身構えてる。江戸時代にきっとこういう拷問あったと思う。これやられたら何でも吐きますわ。
足の裏がこれほど自分の弱点とは知らなかった。
一方で足の甲側は何やられてもOK。「これは大丈夫ですか?」とききながら甲側も施術してくれますが「全然大丈夫です」

詳しいことはわからないけれど動きが悪いことが痛みの原因のようでそれを動くように色々してくださっているということらしいです。2〜5回くらいの施術が必要とのことでとにかく痛みが消えるまで通ってみようと思っています。明日が5回目の予定。
初回ですぐに足の外側の接地が良くなった実感がありました。ギプスが取れてからもかなり長い間、小指側が地面についてないような歩行をしていました。(フットプリント上で接地したのは11/7→)それが地面に着いてる!と感じられた。
ベッドの中で感じる足首痛も軽減されたような気がした。
けれども残念ながら痛みが消えることはなく・・・。これが老化というものなのだろうか?と思ったり。
「老いというのは身体の痛みなのだ」という言葉が刺さる。
だけど今朝は痛みなく目覚めました
希望の光が!

整骨院で初回に購入したダイヤモンドカットのスーパーボールです。

こうやって足指をグッパーする宿題を出されました。
最初はぎこちないグッパーだったけど毎日していたらだんだん動くように。
わたしも外反母趾のお客様にはタオルギャザーを勧めていたのですが、実は自分はタオルギャザーがうまくできなかったのです。十分に足指を動かすことができなかった。整骨院の方によるとタオルギャザーは難しく、できる人は少数派でこのグッパーの方が簡単にできるトレーニングなんだそう。
あと足を温めることを勧められました。
これらはメカノレセプターという足裏センサーを鍛えることにもなります。

災難としか思えなかった骨折ですが、「下駄骨折」というネーミングといい、足の機能のことなど「靴」と関連することも多くて自分の仕事上においても良い経験になりました。
そして羽生選手の金メダル!
骨折よりやっかいと言われる靭帯の怪我からの復活は、全く違うレベルのわたしにも大きな希望を与えてくれました。(どんなリハビリをされていたのか詳しく知りたい!)

『あきらめない奴には誰も勝てない』by ベーブルース
road to UTMF あと2ヶ月