こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

今年も藤沢七福神

今年もギリギリ間に合った藤沢七福神めぐりは1/31まで
全部一気にめぐる時間がなかったので龍口寺と江ノ島神社はそれぞれ別の日に行っておきました。
残りの寺社を朝ランで
遊行寺そばの諏訪神社で全てのスタンプは押印終了。
あとは観光案内所で"完歩"のスタンプを押してもらうだけ。
遊行寺藤沢宿)から江ノ島までは江の島道で一里です。

国道の方が近道だけど・・・
ゆるやかにくねる旧道を行きます。途中にはいくつかの江の島弁財天道標があります。
ただの地味な角柱だし、いつものランコースにもあるし、これまではスルーすることも多かった。

正面は江の島の「ゑ」しか読めないけどゑのしま道と書いてあるみたい。
これは管鍼法を考案した杉山検校という人が江の島神社に参詣する人々の道しるべとして建てたもの。

右側には「一切衆生」とあります。生きとし生けるものすべてという意味。

左側には「二世安楽」とあります。二代にわたって安楽を得ること。願いを込めて建てられた道標。
「一」と「二」の文字はより深く彫ってあるようにも見えます。これは目の不自由な人にも道標を触れば道がわかるようにと杉山検校らしい配慮なんだそう。

すばな通り出口の観光案内所がゴール。
江の島道はここが終点。江戸時代、この先には道はなく砂浜でした。潮が引くのを待って渡ったそう。
遊行寺から一里、道標や庚申塔を見ながらのんびり歩いてみるのがおすすめです。
こちらの動画が参考になります(20分近くあるのでお時間あるときにどうぞ)→