こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

下駄骨折日記・荷重

骨折60日目。かれこれ二ヶ月かぁ・・・
ずっと言い続けている小指の下の裏側の痛みはだんだん取れてきました。ここが痛くて足がつけない期間はいろいろ不安でこのまままともに歩けなくなるのではとネガティブになりがちでしたがなんとかポジティブにもっていけそう。(まだ一抹の不安はあるけど)
歩くようになったからなのかなんなのか足首がずっと痛くて(激痛ではありません)寝ているときに必ず目が覚める。看護師さんに痛いところが骨折したところとは限らないって初診のときに言われたけどこういうことなのかしら。

骨折当初はネット上で骨折日記を検索しまくりでした。
その中でよく出てきた言葉が『荷重』。
最初は1/4荷重、段階的に1/2荷重、全荷重とだんだん足にかける力を多くしていきます。
1/4荷重だと体重計に骨折足だけを乗せて自分の体重の1/4の数字になったときの力のかけ具合になればいい。なるほど〜
わたしも「荷重」について指示されるのを今か今かと待っていました。
が、しかし、これまで一切指示はなかったです。病院の待合室で一緒になった足首骨折の20代の女の子は受傷1週間で50%の荷重を看護師さんから指示されていました。(体重計で云々という説明もしてた)そのときわたしは受傷3週間・・・
わっ、1週間でもう1/2荷重?!すごいね、わたしなんて3週間だけどまだだよ〜とそのときはそのうちわたしにも1/2荷重がくると思っていたのですが・・・
60日目ですがこれまで一度も部分荷重についての言及なし。
診察の終わりに「せ、せんせい!もう足ついていいですか?」「あ、ああ、様子みながらね」という短い会話はあったものの・・・
荷重指示ってまさか若いコだけのサービスではないよね?

骨の修復過程でできる仮骨には、適切な荷重をかけると骨癒合が促進するという性質があり、ずっと浮かせたままよりも段階的に荷重をかけた方が治りが早いそう。
というか松葉杖で足を浮かせた完全な片足歩行は本当に大変なので痛みが引けば自然とちょっとずつ足をつけるようになるのです。
指示されなくても気づけば1/2荷重してます。片足で体重の1/2ということは普通に立つ状態のこと。
で、全荷重というのは着替えのときパンツが立って履ける状態。つまり片足立ち。
当初は脱衣所に椅子を置いていました。椅子がいらなくなったのはいつだったか・・・いつの間にかできるようになってたな。
そして走るというのは体重の100%以上が足にかかるわけでそれがまだできないのが現状。
さらにトレランの下りはもっと荷重がかかる。一説には体重の7~8倍って。
この前、海で拾ったビー玉みたいなボール。
これを足指でつかむ地味〜なトレーニングをコツコツしています。これをやった翌朝は調子がいいんですよね。