こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

湯本からぐるっと湯本(ワープ編)

午後9時過ぎ箱根湯本駅スタート!
夕方までの雨は止んで、星も見え始め、空気はクリアに。江ノ島も見える★
フクロウの声やトラツグミの悲しげな声がしていた。

幾度となく、昼も夜も来ている箱根外輪山なのでだいぶん道も覚えた。暗くてもこの先がこういう風になってて・・とわかるようになってきた。
去年→ を参考に夜は冷え込むな〜と思ってた。案の定、登るにつれ風が冷たくなってくる。
途中ハプニングで1時間ほど停滞もあり。
4月末の標高1000m以上での寒さ対策のいい練習にもなった
4時くらいで、もううっすら明るくなってくる。
鳥がさえずり始めたのは4時20分。去年より声は多かった気がした。コガラ、コルリソウシチョウ、ガビチョウ、ウグイス、ヤマガラシジュウカラアオゲラ。主はわからないけど他にもいっぱい。今回はコガラの声を完全マスター。(たぶん) トラツグミは朝も夜も鳴く。
富士山の雪は前日にちょっとだけ増えたみたい。
日の出で赤く染まる富士を見ようと寝袋持ってスタンバイしているグループがいた。そういう楽しみ方もあるよね。

東の空が明るくなってくる。

谷川俊太郎さんのあの朝のリレーの詩を思い浮かべる。夜明けって本当にすばらしい。
みんな急に元気になる。
三国山のブナの芽吹きは去年より遅く、先週咲いていなかったミツバツツジは咲き始めていた。

ガイリーン一周50Kの予定でしたが途中のハプニングにより時間もかかってしまい、離脱を希望するメンバーもいたので箱根町ゴール35Kに変更することに。
しかし、それでは温泉のオープン時間前になる。開店まで待つのもなぁ・・・
  
ならば路線バスで湯坂路入り口までワープし湯坂路を走って湯本まで行こうという案が浮上!
まだ走りたいメンバーが湯坂路入り口バス停下車で再スタート

ガイリーン一周反時計回りの最後の湯坂路はご褒美なのだ。
朝の光の中の新緑。
思わず手を伸ばしたくなる柔らかそうな蛍光グリーンな芽吹いたばかりの葉。
この時間にすれ違うのはランナーばかり。もしかしたら誰か知り合いに会うかな〜と思っていたらやっぱり!
ラン友さんと久しぶりの再会!!わぁ〜お久しぶり〜と手を振り合って『一晩中?』『そう』とひとこと掛け合って別れる。オールナイトでガイリーンはすでにスタンダードなのだww

もう終わっているだろうと思っていた山の桜はまだ少し残っていて、でももう本当に最後。
予定時間通りに湯本にゴール→10時弥次喜多の湯一番風呂→11時開店と同時に日清亭
GWの混雑とは無縁の完璧な流れでした。
帰ってから仮眠1時間でサンダル制作の続き。
今週も頑張ってサンダル作ります!
アトリエkikaさんで5/19よりサンダル帽子展の開催です。