こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

峠走

走っている仲間がよくやっている『峠走』。
足柄峠とかヤビツ峠とか。
走力の強化にいいらしい。
でもわたしにはムーリー。
と思っていましたが『一緒に』と誘ってもらえたので初挑戦!
ラソンの練習用だと延々登ったあとにバーッと下るのが大事らしいですが、この日は下ったあとの登り練。(トレラン足用)
峠から3キロほど下の駐車場がスタート地点。そこから7キロ下り、そのあと峠まで10キロ登る。最後はスタート地点まで3キロ下っておしまい(全20キロ)というサブ3.5ランナーのYちゃん式鬼練です。
Yちゃんについていけるかな〜とドキドキのスタート。
=3=3=3=3           
どんどん遠くなる背中。必死で追う。Fastest time4.08と出ましたよ。自分的にはありえね〜速さ。
4分台前半で7キロとか今まで走ったことないし。
ということで7キロ下った時点で足も気持ちもほぼ終わってたという・・・・

しかし、ここからが本当の修行。
10キロの上りです。
途中の自販機で一回止まって給水。そのあとは止まらずに行きました。なぜかというと止まるともう動けなくなりそうだったから。一月の箱根駅伝5区走のときと同じく、ゼンマイ仕掛けのおもちゃのように動き続けるのみ。もちろんスピードは歩き以下くらいのゆーっくり。
でも気持ちはあくまでrun。
7キロ上ったところの駐車場でやめたかったけど残り3キロ行きました。その3キロが長くて参った。
日陰もない
クネクネしてて先が見えない。あのカーブの先がゴールなのではないかと何度も期待して裏切られる。
もしかして道間違った?と何度も思うがそんなはずはない。(一本道なのだ)
なんか上のほうにまだガードレールが見えるけど・・・
青く光る綺麗な蝶が飛んでた(カラスアゲハかな?)
タマアジサイ咲いてた。ヤマユリも一本にたくさんの花をつけていい香りがしてた。
チラ見しながらも止まらず進む。止まったらそこで死ぬ。
そしてついにこの看板見えてうれし泣き!!なんとか標高差500m以上いけました。
こんなキャラ違いの練習をしているのは何を隠そうこのコース図のせい↓今年のUTMFはA3麓(804M)のあと雪見岳は行かずクネクネの林道を上って熊森山にアプローチ。
正確にはわからないけどこびとく調べでは麓から3〜4キロやや下ったあと5〜6キロ林道で400mをUP、そして1キロちょいはトレイルで400mUPで熊森山山頂(1575M)

去年は麓から熊森山まで4Kになんと3時間かかりました。
で今年は麓から熊森山まで林道ルートとはいえ10キロはありそうです。しかも最後1キロちょいは急登ぽい。
やっぱり3時間かかるのでは〜
と考えると林道部分を歩いていては間に合わない?!
5キロくらいの荷物背負ってしかも時間帯は夜の12時前後・・・ここまで45キロ走ってきたあとで・・・ぜぃぜぃ

やっつけ峠走でどうにかなるとは思えないけどまあやらないよりかは辛さを想像できるかなと。
次回は荷物を背負って峠に行きたいと思います!
とにかく富士宮で関門アウトだけは絶対にイヤ。