こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

逆ツネ★

金曜午後11時スタートでハセツネコースを逆周。
蚊取り線香塾練習会です。
昨年5月6月にも逆周しましたが7月は初めて。
暑さは?水は?(補給できるところがほとんどないので)
鳥は?花は?

日の出山からの夜景はあいにくの雨でのぞめず。
そのあともずっと
でもおかげで暑さに苦しめられることはなかった◎
水分もそれほど必要とせず助かった。
写真は撮れなかったけど、しっとりと濡れた樹々の緑がとてもきれいだった。
みずみずしい緑の海の中を漕ぎ出して行く船のような気分で進む。登山道に張り出した草をかき分け進む。
ヤマアジサイガクアジサイか白い花がいっぱい。イワガラミの白い花も。ガクウツギもあったか。
地面にはマタタビの白い花が落ちていた。
オレンジのヒメコウゾの実。
昨年も聞こえたアオバトの声。イカルがあちこちで。高らかなのはアカハラかしら。
暗い森ではヨタカの声。ツツドリも聞こえた。

夜明けの鳥のさえずりはやっぱり5月のときが一番だったなぁ。お天気のせいもあるのだろうか。
それにしてもハセツネコースはキツイ。
逆走だろうが順走だろうがキツイ。
全歩きなのにキツイ。
おまけに眠い・・・

苦手な急なガレガレの下りは雨で濡れているし(泣)
いつもならスタートは夜ならゴールは明るいのだが、今回は最後はもう一度ライトオン。
時間の関係などで醍醐丸からの激しいアップダウンのトレイルはハセツネ30Kの林道コースに変更で入山峠まで。
この林道10キロがこれまた長くて・・・・
今年のUTMFのコース、麓エイドから雪見岳に登らず林道で熊森山に登るのに変更になりました。
他のレースでもトレイルオンリーというのは少なく必ずあるこういう舗装区間
思いがけずその練習にもなりました。
しかし、ほんとにダメダメだったなぁ・・・

やればやるほどよわよわな自分と向き合うことになる。
弱気、弱音、虚弱etc…"弱"のオンパレードですわ。

23時間かかって武蔵五日市駅に戻ってきた。(土曜午後10時)
本当はそれからさらに30キロで100キロ踏破の予定でしたが、ここでリタイア。
情けないがこれが今の自分です。

亡くなったばあちゃんが「苦労は買ってでもしろ」とよく言っていたけど、情けない、悔しい、そんな気持ちもたくさん経験すればきっと、本番で頑張れるんじゃないかな〜と都合よく考えてレポを終わりにします。
熊倉山より幻想的な一枚。
このあとマダニ(?)に刺されてプチパニックになる。
もー勘弁してほしい〜 また今週も皮膚科で始まる一週間です。