こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ツバメ

昨日、朝ラン中にツバメを見ました!
毎週水曜は同じコースを朝ランしています。先週まではいなかった。
なのでこれが今年の初認です。
例年よりちょっと遅いなーという印象。
過去の記録を振り返ってみると・・・(2015は記載なし)
2014 4.1
2013 3.29
2012 4.4  
2011 4.3(金沢帰省中に)
2010 3.23
といった具合。やはり今年の4月13日というのはちょっと遅い。
全国の調査結果を見てみると、例年より遅いという記述が多く、早いというのはわずかな地域のみ。(一方でウグイスの初鳴きは早かったという地域が多い)
湘南エリアでは4月10日くらいからツバメの目撃情報が増えてきた模様。例年の3月下旬〜4月というのより遅いです。
桜の開花や満開の時期のように年によって早かったり遅かったりするのは自然界の常なので気にするほどのことではないけれどなんでかなぁ〜?と疑問に思いました。
桜も今年は開花は早かったものの満開までは時間がありました。多分、気温の影響。気温の低い日が続いたので花はもちましたね。
ツバメの渡りについて検索してみると『2月初旬に南西諸島に現れ、日本列島を9度の等温線に沿って1日20〜30キロ移動する』とありました。今年はこの9度の等温線がなかなか北上しなかったのかもしれません。
先月25日、裏高尾の探鳥会のときはツバメを見ましたので野山にはすでに飛来していたのは確か。
市街地で巣作りをしようという気分になったのがやっと今週になってからということかしら。
巣作りから巣立ちまでは各地で詳しく観察されているので情報はいっぱいありますが、渡りについては確かな情報は少なくてなんとなくモヤモヤします。
驚いたのが"春に渡ってくるときは一羽ずつ"という記述。海面すれすれを一羽ずつ渡ってくるって本当でしょうか?
子育てが一段落すると集団ねぐらを形成するのでわたしの中では群れで行動する鳥というイメージだったのですが。
渡りのときは一日300キロもの距離を移動する高速飛行にもビックリ。
身近な鳥でありながらまだまだ知らないことがいっぱい。
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調査によるとツバメの分布は昔と変わってないけれど(飛来しなくなった地域はない)数は減っています。
現象の要因の一位はカラスによる被害ですが次に多いのが人による巣の撤去だそう
ツバメは人間のそばが安全だと考えているのにツバメにとっての天敵は人間?!



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