こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

おそらくホオジロ

先日の大野山で拾った羽根。確か前にこういうの拾ったなぁ〜
うーん、ホオジロだっけなぁ〜
と思ったのだけど、同行の野鳥の会メンバーさんたちはホオジロではないでしょ、シメかしらね?というご意見が多数。
わたしも自信なくて確かに色あいはシメかも?イカルかも?もしかしてシロハラ
ホオジロ説を否定してはみたのですが・・・

帰ってから図鑑で調べてみるとやっぱりホオジロの尾羽にソックリ。
図鑑に載っているのはT6でT5はもう少し白色部分が小さくなりT4ではすべて黒くなると記載されている。
まさしく拾ったのはT6~T4あたりじゃないでしょうか?
隣りのページのアオジの尾羽も似ているけれど大きさはやや小さいので違うかなと。ホオジロの仲間のものであることは確かな気がする。

そうそう、拾って持ち帰ったのは黒っぽい羽根ばかりだったけど、ホオジロ的な茶色も見えてたもの。
画像検索したらすごく羽根のわかりやすい画像がありました→

こびとくコレクションより右からイカル、シメ、ホオジロ
イカルとシメは初列風切、ホオジロは尾羽です。
大きさはホオジロ(17�p)<シメ(19�p)<イカル(23�p)ということでシメやイカルの羽根は軸が太くしっかりしています。その点からも大野山で拾ったのはシメ、イカルではないはず。

大きな鳥の羽根は案外小さく感じ、小さな鳥の羽根は意外に大きく感じる。
羽根の世界は奥深し。
このホオジロの羽根は黒っぽくは見えますが光にかざすと茶色く見える。そういうのもおもしろいなーと思う。