こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ヨタカ・アオバト・コルリ(声)

逆ツネで聴こえた鳥の声。
記憶に残るのは特徴のある声で、帰ってきてから調べてみるのもまた楽しい時間。
まず、夜のトレイルで鳴いていたあの声の主は?
夜鳴くと言えば、フクロウの仲間?トラツグミ?とかなり絞られます。
ヨタカでした。こんな声→
ヨタカなんて探鳥会でも出たことないし、宮沢賢治のお話(よだかの星)の中にしかいない鳥だと思ってたけどいるんですね〜
横長のシルエット、図鑑ではいつも目をつぶっている変な鳥っていうイメージしかなかった。

そして次に調べたのは鹿の声と信じていたあの声。コヨーテみたい(きいたことないケド)と思っていました。
絶対に鳥とは思えない声→
なんとアオバトでした。
図鑑には確かにアーオアーオと鳴くって書いてあります。
わたしにはワーオアオアオァ〜って感じに聴こえたかな。抑揚がある節回し。一度きいたら忘れない。
繁殖期だけに聞かれる声。これは収穫でした。

あと一番聴こえていたのがコルリの声でした。
実は少し前までコマドリコルリの声の区別がわかりませんでした。何年か前の箱根での探鳥会でコマドリの声を教えてもらってからそれっぽい声は全部、コマドリと思っていました。このブログでも"コマドリのヒヒン♪"と何度も書いていますね。でも丹沢で同様の声をきいたときに「むむ、なんか違うかも?」と思ったのです。
調べてみるとコマドリコルリの鳴き声は似ています。図鑑にも間違えやすいとの記載あり。
識別法はコルリの鳴き声にはチッチッチッチと前奏があるとのこと。
コルリの声→
コマドリの声→
逆ツネでは一日中聞いていたのでもう大丈夫!すっかりマスターしました
鳥の声の識別はちょっと難易度が高そうでありますが、でも特徴のあるものも多いのでそういうのはわかってしまうともう次からはほとんど聞き間違うことがありません。(耳ってすごいナー)
少しでもわかると山歩き、山走りがもっと楽しくなりますよ〜
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マニア向けではなく一般向けなのでどなたでもどうぞ。