こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

伊東・大平の森

野鳥の会メンバーと今月は大平の森を歩きました
伊東駅は海抜10m以下で大平山は標高577m
低山とはいえ、ガッツリ登ります!

登り始めてほどなく、目についたのがこの変わったお帽子
どんぐりの帽子にしては見かけない形ですねーと進んでいると

あっ、これなんだ!!!
葉っぱの形でわかりますか?
コアラの大好物★

幹が一皮むけてツルツルのユーカリの木
あたりにはユーカリの木がたくさんあった
成長が早いことから戦中戦後パルプ材として植えられたとか。

さらにこの辺りは江戸城築城のための石切り場が多くあったらしく
(宇佐美のナコウ山もそうでした)

ここは主に前田家の石切り場だったらしく
刻印石
探せば他の大名の刻印もみつかるらしい

少しだけ残っていたサクラ
先月に引き続き富士見ランチ♪
新しくて若くて柔らかい緑
コナラの新芽はシルバーに輝いている!
ロープ箇所があるかと思えば、広いフラットな道もあり
バリエーション豊富な大平の森

そして絶景が待っていました!
伊東港と伊東市街、初島、小室山に大室山も!
山の上からこんなに近くに海を見下ろせるのは伊豆ならでは。
ほとんど誰にも会わず(ハイカーさん一組のみ)静かな山歩きが楽しめます
あ、静かだけど鳥の声はいっぱいでにぎやかでしたー


この日はバードウォッチングというよりかはバードリスニングな一日。
オオルリキビタキが大きな声でさえずっていました。
キビタキは木の中程にいるそうで、その姿をとらえるのは難しいとのこと。
一方、オオルリは木のてっぺんでさえずるからみつかりやすいとのことでメンバー全員で声の主の姿を探す。
しかし、なぜかみつからず・・・みなで必死 こんなに近くで聴こえるのになぜ〜??
トレランはゴールにできるだけ早く着こうとしますが、
バードウォッチングはどんだけねばれるかが勝負。
この対極がおもしろかったし、32の目をもってしてもみつからないことで(しかもベテラン揃いなのに)バードウォッチングの奥深さを感じて帰ってきました。