こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

薮に降る雨の音

午前7時半、箱根湯本駅スタート時に聴こえてきたのはイソヒヨドリのさえずり。
イソヒヨドリは「イソ(磯)」がつくだけあって海に近いところにいる鳥。
箱根は山なのに・・・と一瞬思ったけど、そうそう海にも近いのでした。(海まで4k)
そういえば先週の大山行きでもスタートの鶴巻温泉駅そばでイソヒヨがさえずっていました。(海まで10k)
以前、1月の大野山行きのときは山北駅近くでも。(海まで15kくらい)
冬だと20キロくらいは内陸にいてもおかしくないそうです。

トレイルに入ると最初にアオゲラのピョーピョーピョーという声。春爛漫です。
目の前を横切ったのはグレーの小さめの鳥。クロジだったのでしょうか。
好きなひとの声はよく聴こえるって言いますが、好きな鳥の声もまたよく聴こえます。
ジュリッというエナガの声ばかり拾うわたしの耳。
他の識別できない鳥の声は聞き流す〜
あ、エナガだ!
あ、またエナガだ!
いっぱいいるよ〜♥

シシシシシシシ・・・シシシシシシシ・・・
脇の薮から虫のような声が聴こえました。ような、というより虫の声としか思えない。
だけど、これはもしかしたら・・・・
ヤブサメでした。こんな声→
これが薮に降る雨の音なんだー

さらに時々、ツツドリの電子音も聞こえました。
コマドリのヒヒンはまだ聞こえなかった。
次回はどんな声が聞こえるか楽しみです。

地面にはアセビの花がいっぱい落ちていました