こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

陰日向に咲く

三国山へ向かう途中でみつけた小さな花。日陰に群生していました。思わず足を止めて近づく。
オケラだっけ???(違います)
白いけれど先端に紫の玉がついていて小さくはじける線香花火のよう。帰ってから調べてみるとハルトラノオでした。
確かに横から見るとタデ科だとわかります。ずいぶんと小さな短い虎のしっぽです。
早春に咲くからいろは四十七文字の最初という意味で別名イロハソウというらしい。
いつも思うけど植物の名付けって自由ですね。例えばナツトウダイ(これも箱根で今盛りです)。トウダイグサの仲間の中で最初に咲くから初トウダイがなまってナツトウダイになったとか。普通それは「ハルトウダイ」でしょうが!とツッコミたくなります。

そしてこれも半日陰のようなところに咲くヤマルリソウ。三国山を過ぎると登山道の脇にスミレと一緒にみつかります。GWの頃にはもっといっぱいになるはず。
こちらは仲間に「ルリソウ」がありますがルリソウの方がヤマルリソウより高地に咲くのだとか。えっ?!って感じです、全く。この場合の"ヤマ"はルリソウより粗野なという意味でついているそうです。マジかい?

一方こちらは日の当たる比較的乾いたところに咲いているミヤマアズマギク。(去年覚えました!)
アズマギクとミヤマアズマギクの違いがわからないけど山で咲いてるから"ミヤマ"ということで。

ミヤマシキミかな?もしくはツルミヤマシキミ。
次回、鳥編につづきます。