こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

七面山

羽衣スタートで七面山敬慎院へ

登山口入り口が元丁目

紅葉きれい
白装束で登られる方々もいらっしゃいました

なんと途中の坊ではこんなメニューも!
(補給は一切できないと思ってた・・)

嬉しいのはこの前登った鳳凰三山が見えたこと!
こちらは白峰三山
三角のとんがりが北岳かな

約5キロで1200m以上登ります
四十丁目くらいからはさすがにきつく・・・

こんな高い山の中に忽然と現れる和光門
この坂を登ると四十九丁目
みんなで坂ダッシュ        

随身門に到着
この門のすごいのは・・・

額縁に入ったかのような富士山が見えること!
2時間登ってきた疲れも吹っ飛ぶ素晴らしい眺めです
画像左には毛無山も見えます
(登ったことのある山が見えるのは単純に嬉しい)

そしてこの階段を下りたら本殿
ついに五十丁目!!
お坊さまに「よかったらお茶でも」と声をかけていただき
まさかのストーブのあるお部屋で休憩
いろいろ持って来た防寒具は使わずに済みました
しかもおトイレはまさかの温便座
温かいおもてなしに感激するばかりでした

復路は北参道を一気に下ります
ズッポリの落ち葉の下の浮き石に足をとられぬよう注意

山を下りたら角瀬の集落
その後、赤沢集落を経て、羽衣まで戻りました
信仰の山、修行の山、七面山の魅力をいっぱい感じ楽しい一日

最後に立ち寄った白糸の滝
江戸時代まで七面山は女人禁制だったそうで
この滝で7日間身を清めて
女性として初めて登詣したお萬の方の銅像がありました
二週間後に行われる『修行走』
身延往還の道を多くの人に知っていただきたいと大会HPにありましたが
このレースがきっかけでいろいろ知ることができました
トレイルを走ることが歴史を知ることにもつながっておもしろいです
(わたしはレースには出ませんが)