こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

薮雨

不老山への登山道に入ってしばらくすすると現れた小さな地味な鳥。
左右の薮を行ったり来たりしながらしきりに警戒するような声で鳴いている。
ヤブサメでした。
小さな身体に似合わず、怒ったように大きな声を震わせて前方に飛んで行ったり、すぐ横の枝に止まったりしていて双眼鏡がなくてもしっかりその姿を観察できました。白い眉斑が見えたのですぐにヤブサメとわかりましたが(実は図鑑以外で見るのは初めて)驚いたのはその小ささ。
スズメよりは確実にちっちゃい。
図鑑によると体長はスズメ12センチ、ヤブサメ10.5センチ。同じく薮にいるウグイスは16センチなのでその違いは一目瞭然。
『低い山の林や落葉広葉樹林の中の薮にいて、地上にも降りないし、高い枝に上がることもめったにない』『常に下生えの中を行動しているので姿をみることは難しい』などという記載があるのにも関わらず、わたしたちの目の前に姿をさらしていたのはもしかしたら近くに巣があったからなのかなぁ・・・。

この日は他にもたくさんの鳥の声、姿がありました。
コマドリのヒヒン♪やツツドリの電子音も聞けた。カラ類の混群の中に久しぶりにみるゴジュウカラの姿も。
双眼鏡や望遠鏡がなくてもバードウォッチングは楽しめると実感。↑そしてついにエナガの撮影にも成功

おまけにカケスの羽根も拾え大満足の一日デシタ。しかも筋肉痛なしよ