こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

STY・よかったこと・補給編

今回も補給は固形物多めになってしまいました。
結局ジェルは手つかずでゼリー系のもの主体。あとはエナジーバー。(CLIF&LARABAR&一本満足バー
あらかじめ一口大に刻んでジップロックに入れておきました。
これだとパッケージのゴミも出ないし、ちょこちょこ好きな時に取り出して食べられるので
天子山地など長い登りのところはずっと緩く動く渋滞が続いていて、でも完全に止まるわけじゃないからゆっくり補給できない状態でした。コース脇に避けることもできないくらい狭いところも多く、渋滞の列から抜けるとまた入るのが大変なのでゆるゆる登りながら何かを口にしなきゃいけない感じ。
もうちょっとひとり旅があるのかなーと思っていたけどかなり後半まで前後に人が詰まった状態が続いたのは驚きでした。自分のライト消しても大丈夫なんじゃ・・と思うくらいでした。熊鈴も使う必要なかったな。
あと自前のおにぎりも一口サイズで握ったのを持って行きました。エイドにお粥があるときいていたからもしかしておにぎりもあるのかなーと思ったけど、おそらく普通サイズの1個は食べ切れないだろうと思ったので小さいのを2個だけ持ってました。結果的にこれがあってよかった。エイドにはおにぎりはなかったです。お粥もみつけられなかった。
エイドはかなり混雑していて物色する余裕もなく、ギブミーチョコレート!状態でカップにコーラを入れてもらうのがせいぜいでした。特に本栖湖エイド。ここは狭いところに人が溢れてて、そしてそれまであんまり会わなかったUTMFの人たちがいっぱい。
STYに出場してみて初めて身をもって感じたMFのすごさ。何度も言いますが100キロ走ったあとの天子、もう絶対ありえないと思った。おかしいよ!!って。
毎回ハセツネでは辛くてコース上のどこかで泣いてるわたしですが今回はつらくて泣くことは一度もなかった。そのかわり、MFに出ている知り合いに会うたびにウワァ〜ンってなった。あなたたち、よくぞここまで〜って勝手に感動してた。でも当の本人たちはケロッとしてる。いろんな大変な状況があったはずなのに飄々としていてこちらにアドバイスくれたり、「急な下り苦手って言ってたけどあの雪見の下りどうした〜?」って逆にわたしの心配してくれた。(あの下りは渋滞しててみーんな一歩ずつのゆっくりだったし、暗くてよく見えなかったから大丈夫だった)
なんかもう、器が違うんですね。ほんとすごいわ。
第一回の湘南国際マラソンのとき、わたしは10キロに参加していてフルマラソンの3時間後のスタートで、ゴール間際はサブ4と呼ばれる人たちと混じって走ることになり、顔に塩が吹いていたりする様を初めて間近でみて、フルマラソンってなんてすごいんだろうって思ったのですが、今回の衝撃はあのとき以上でした。
そんな真の勇者たちと同じゴールを目指して進めたこと、これが一番よかったことかなぁ。